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宮古島トライアスロン2016参戦記 その5(バイク)

 4月24日日曜日。
宮古島トライアスロンから1週間経ったので、今日から様子を見ながらですけど、ボチボチとトレーニングを再開することにしました。

バイクで近所の定番のトレーニングコースを何周かして、ノーストップトレーニング100km走りました。
その後、ブリックランニング。
右膝が痛くなってきたので、ちょっと短いけど8kmで止めました。

6月19日の五島長崎国際トライアスロンで、昨年の記録を超えられるように、徐々に強度と距離を上げていく予定ですが、故障すると困るので、痛みには敏感でいようと思います。

 さて、前回の続きです。
砂浜を走り、階段を駆け上がり、芝生の広場のTo Swim Finishバッグを取った頃から、大粒の雨が落ちてきました。
雨はどんどん強くなって、あっという間に路面はウェットになりました。

放送で、トップの選手が伊良部大橋にかかりましたと言ってました。
速ぇ~(@_@)。

あちゃ~、降りやがったか!
でも、予報が大外れしなければすぐ上がるだろうから、それまでは慎重にいこうと思いながらバイク置き場へ続く小道の横の芝の上でウェットスーツを脱いでゴーグルとキャップと一緒にバッグに押し込んで、最初のエイドでは何ももらわずに、バッグを高校生ぐらいの男の子に預けてバイクまで走りました。

裸にならないなら、着替えテントには必ずしも入らなくてもいいようですね。
この辺は、全選手が必ず着替えテントを通過しなければならないバラモンキングよりは緩いですね。

冷静にサングラス、ヘルメット、重ね履きするレーパン、レースナンバーベルトを身に付けて、バイクを押して乗車位置まで走りました。

T1はまあまあうまくできたと思います。
スイムは2ビートキックでゆっくり泳いだので、T1で走って移動する時に下半身の疲労は殆ど感じませんでした。

ペダルに着けておいたバイクシューズに左足を突っ込んでサドルに跨り、続いて右足を突っ込もうとしたらうまく入らなくて、そっちに気をとられているうちにふと前を見たら、左端にバイクから降りてバイクをいじっている選手がいて、あっと思った瞬間、バイクにぶつかってコケてしまいました。

立ち上がると同時に
「すみません、ごめんなさい、大丈夫ですか?」
と謝ったら、
「大丈夫ですよ~、でもちゃんと前を見てくださいね~。」

ごもっとも。
申し訳ありませんでした。
コケたボクに突っ込んだり、避けようとして二重事故が起きたかもしれないわけで、今後は十分に気を付けます。

再スタートする時にしっかり右足を突っ込んで走り始めて、左手のガーミンを操作していたら、ふと見たら前輪が左側の側溝に突っ込む寸前で、あっと思った瞬間に突っ込んで、側溝と言っても丸くて5~6cmの深さなんだけど、突っ込んだらコケますわなぁ、さっきコケた場所からまだ30か40mしか走ってない場所で、早くも2度目の落車をしてしまいました。
ボトルがコース上に転がったけど、誰も巻き込まなくて良かった!

ご迷惑をお掛けした皆さん、ごめんなさい。
2度とこのようなことがないように注意します。

あ~酷い目に遭った(全部自分の責任なのに)。

そこから先は、コーナーや、白線の上なんかでは細心の注意でもって走りました。

雨には降られちゃったけど、バイクは楽しくて楽しくてワクワクしながら走ってました。
オレは今、夢の島、宮古島を走っているんだ~って思うとにやけてにやけて(^^ゞ。

バイクでは張り切り過ぎないように、いつものように出力80~85%ぐらいで、ランがしっかり走れるようにってことを一番に考えて走りました。

いつも通りに走ればだいたい平均30km/hぐらいで走れるだろうから、それでいい、それでランに繋げたら、後はなんとかなるって思ってました。(なんとかならなかったんですけどね(^^ゞ)

精神的疲労も考えたら、3本ローラーで3時間乗るより宮古島のバイクコース157kmを走る方が、よ~っぽど楽!
どんな強度で走るかにもよるけど、3本ローラーだとず~っと同じ景色を見ながら、負荷を下げることはできても脚を止めることはできなくて、殆ど同じ姿勢だからケツは痛いし、たとえ1時間毎にシャツを換えたりトイレに行ったりして小休止を挟むにしても、3時間乗るのは本当に苦痛。

それが宮古島だとね、上りもあるけど下りもあるし、下りではペダリングしながらでも休めるし、ダンシングで腰をほぐすこともできるし、景色は変わるし応援してくれる人達はいっぱいいるし、エイドまであるもんね、5時間以上かかっても絶対に宮古島の方が楽!

そう思うと、3本ローラーで長時間乗る効果はありますね。
集中してトレーニングできる時間は人にもよるでしょうけど、1時間とか1時間半ぐらいかもしれないけど、長く乗れば乗っただけのトレーニング効果はやっぱりある!と思いますね。
2時間で既にかなり疲労して、集中力が切れかかったところからさらに1時間乗ることで精神力は間違いなく鍛えられると思います。
3本ローラーだとなっかなか時間が過ぎていかないんだけど、宮古島では、「おっ、もう50km走ったのか!」「えっ、もう100km?早いな。」って具合で、時間の経過が早く感じられました。

オレには無理だけど、もしも、たとえ低い強度であっても、3本ローラーで5時間平気で乗れたら、宮古島のバイクコースなんて楽勝!って思えるんじゃないやろか。

昨年も一昨年も、だいたい100kmを超えると腰と首が痛くなって、DHポジションを維持するのがつらくなって、空気抵抗が増すのがわかっていてもハンドルを持って走らざるを得ない時間が長かったんだけど、今年は全く痛くないってことはないものの、ほぼ最後までDHポジションで走るべき場所ではDHポジションが維持できたと思います。
首の痛みも大したことなくて、顔を上げて前を見るのも苦痛っていう程ではありませんでした。
3本ローラーに乗る時もエアロヘルメットを被って、しっかり顔を上げて乗ったことで首の筋肉が強くなったのかもしれません。


 ハルさんも書かれていましたが、伊良部大橋のアスファルトの継ぎ目は、濡れるとものすごく滑るんです。
普通の継ぎ目ってせいぜい幅が30cmぐらいなもんだけど、どういうわけか伊良部大橋は1.5mぐらいの幅で、風呂のスノコみたいな形でツルツルなんです。

伊良部大橋を渡り始めて最初に継ぎ目を通過した時に、後輪が空転してドキっとしました。
滑ることは知っていたけど、これは相当慎重に走らないと危ないなと改めて思いました。
この継ぎ目が往復で全部で6ヶ所ぐらいあったかな、継ぎ目を通過する時は完全にペダリングを止めて、トルクをかけないようにして惰性で通過しました。

伊良部島には直角に近いコーナーが幾つかあるのですが、十分に減速して絶対コケないように走りました。

伊良部大橋の復路になって、小さいコブを過ぎて、大きいコブも過ぎて、最後の継ぎ目にかかった時に、ペダリングを止めて惰性で通過しようとした瞬間に右から突風が吹いて、その瞬間左側にかなり派手にデデデ~ンと転倒してしまいました(>_<)。

反対車線を伊良部島に向かって走っていた選手の一人が「大丈夫ですか!?」って声をかけてくれたので
「大丈夫!」って言いながら手を上げて、すぐにバイクを起こして再スタートしたけど、バイクが壊れなくて良かったです。

あの落車はねぇ、う~ん、防ぎようがなかったなぁ。
ディスクホイールでなければコケずに済んだかもしれないけど、あれはオレのせいじゃないよなぁ。

左肘を擦りむいて血が出ていることには気付いたけど、左太ももはレーパンで隠れて見えなかったので、なんか痛いなぁ、たぶん擦りむいているんだろうなぁって思いながら走り続けて、ホテルに帰ってから初めてこんなになっているのに気づきました(^^ゞ。

今は、傷は当たらなかったら痛くないけど、かなり強く打撲したみたいで、走ると左の股関節が痛いです。

宮古島トライアスロン2016参戦記 その5(バイク)_c0236857_09551886.jpg

↓伊良部大橋の往路、伊良部島上陸直前。
まだ無傷(でもないか(^^ゞ)。
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↓これは池間大橋の復路かな。
この頃から路面が乾いてきました。
左腕のアームカバーが破れて血が出ています(^^ゞ。

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アドレナリンのお蔭で痛みは殆ど感じず、ニタニタしています(^^ゞ。
宮古島トライアスロン2016参戦記 その5(バイク)_c0236857_09295095.jpg
伊良部島を走っている時に、ガーミンのスピードが20前後なのに気付きました。
あれっ?なんでや?
いくらオレが遅くても平坦な場所で20km/hはないやろう?
よっぽど乗れてないんやろか?
でも周りの選手も同じようなスピードで走ってるもんなぁ。

スピードがおかしいので、距離もおかしくて、5km毎に路肩に距離が表示してあるんだけど、その距離とガーミンの距離がぜんぜん違ってました。

心拍数とケイデンスさえわかれば、スピードと距離はなくても困らないんだけど、何がわるいのかわからなくて、伊良部島内で一度ガーミンの計測を切って、再計測したので、これ↓は始めの23kmほどの記録です。

レース翌日になって気付いたのですが、距離の単位がマイルになってました(爆)。
スイムスタート前に弄り回してうっかり誤操作してしまったのだと思います。
バカだねぇ(>_<)。
ランでは、1km毎のラップがわからないと困るなと心配していたのだけど、距離は相変わらずおかしい数字を示すものの、1km毎のラップはいつも通りにちゃんと表示してくれて助かりました(^^ゞ。

老眼だから、小さな文字の距離の単位なんてぜ~んぜん見えまヘンがな(^^ゞ。


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バイクスタート直後は落車したこともあってか、殆どゾーン4で走ってました。
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残りの記録。
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つづく・・・・(^^ゞ。

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by piyopiyodesu | 2016-04-24 23:24 | 宮古島トライアスロン | Comments(6)  

Commented at 2016-04-25 15:30 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by piyopiyodesu at 2016-04-25 21:04
↑Yさん、コメントありがとうございます。
1年半でロングデビューとはボクと似た境遇ですね(^^ゞ。
お疲れ様でした。
満足できましたか?
今後もよろしくお願いします。
できればちょくちょくコメント書いてくださいね~(^^ゞ。
Commented by  Tammy at 2016-04-26 12:39 x
落車の傷は癒えてきましたか?

固定ローラーでも1時間しか我慢できない私には完走無理なんじゃぁないかと思えてきました。
恐怖~~~(@_@;)
前に出た宮古のバイクではチェーン落ち5回してるし・・・
パンクしたらリタイヤしかないと弱気です。
Commented by piyopiyodesu at 2016-04-26 14:17
Tammyさん、ありがとうございます。
傷は徐々に小さくなってきています。
ハイドロナントカっていう密閉する絆創膏を貼っていますが、2日ぐらいでめくれてきます。
まだプールには入れないです(>_<)。
Tammyさんはロングは宮古島1回ですか?今年はバラキンのAに出られるんでしたよね?
サブ3ランナーは怖いもん無しですよ(^^ゞ。
固定ローラーは1時間しか我慢できないのが普通です(^^ゞ。
固定ローラーで3時間も乗れる人がいたら精神を病んでいます(爆)。
パンクはあるかもしれないので、対処できるようになっておく必要はありますね。パンクでリタイヤはもったいないですもんね。
クリンチャーでもチューブラーでも、中古のちょっと伸びたタイヤをスペアにすれば、簡単にホイールに装着できていいですよ。新品は固いですからね。
Commented by Tammy at 2016-04-26 17:11 x
そうロングは1回だけで、もう忘れてしまいました~朝泳いだ事バイクに乗ってる時忘れてる位ですもん(笑)^_^;
走るのは最後だし、もう年なんで今全然走れませんよ。
何より、ロングは甘いもんじゃぁないってヒシヒシ感じてます。
スイムで何とか陸に上がり、バイクでパンクせず、ランで制限時間に間に合う様に頑張りないと、出れなくなった県内の仲間に申し訳ない気がします。
Commented by piyopiyodesu at 2016-04-26 17:42
自分もできてないくせに、ちょっと偉そうなことを書くと、ロングで大切なことはペース配分と補給です。ちゃんとエネルギー補給しながら、オーバーペースにならないように気をつけて、ネガティブスプリットで行けば、持久力はあるんだから完走は難しくないと思いますよ。
パンクだけはどんなに注意していてもする時はするので、必ず対処できるように練習しておきましょう。
簡単にはめられるゆるいタイヤがいいですよ。

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