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加古川マラソン奮戦記 その1

 12月23日の天皇誕生日、遂に加古川マラソンの日がやってきました。

この日のために、21日の夕食から22日の昼食までの3食は、固形食を食べませんでした。
ご近所さんでトライアスロンの大先輩であるあにぃから、赤穂ハーフマラソンと神戸マラソンで脚の筋肉が痛くなったのは、ドリンクゼリーばかり食べていたせいで塩分やミネラルが足らなかったせいじゃないか?と指摘されたので、固形食を抜いている間はコーンスープに塩を入れたり、赤穂ハーフマラソンの参加賞に入っていたマグネシウム粉末を摂ったり、プロテインを牛乳と果物ジュースに溶かして飲む際も塩を混ぜて飲みました。

不味かった(>_<)。

それから、知り合いのお医者さんに相談してイリボーという薬を出してもらいました。
イノシシの子供は?
それはウリボー(^^ゞ。

し~ん(>_<)。

これは下痢がちな男性用の下痢止めの薬です。
効果が欲しい日の前夜と当日朝の2回のむことになっています。

ボクは多便には違いないけどゲーリーっていうわけじゃないんだけど、柔らかいことは柔らかい(^^ゞので、試しに飲んでみました。

いきなりレース時に使うのは不安なので、マラソン大会の数日前に試してみました。
前夜にのんだ次の日は確かに便が固くなって、したい!と思ってからもせずに我慢できたし、回数も減ったようでした。

今回、前夜とマラソン大会の朝にものんだところ、固形食を3食抜いた効果もあったのでしょうが、走っている最中に一度もトイレに行かずに済みました!

これはいい!

今後のロングディスタンスのトライアスロンもフルマラソンも、3食固形食抜きとこの薬で乗り切っていけるのではないかと思います。

もしも、ボクと同様の悩みでお困りの方がいらっしゃったら、イリボーを試してみてはいかがでしょうか?
薬の名前を忘れたらウリボーで思い出してください。
上のダジャレにはそういう気遣いがあったのだ!
気付かなかったでしょ?(爆)
これは男性専用のお薬です。


さて、5時半に起きてすぐに朝食を食べてすぐに大ちゃんが出ていくようにしました。

大会会場まではMTBでマラソンコースを走って行きました。
加古川市の職員らしき方達や、ボランティアと思われる方達が給水所の準備をしていました。

8時半までには会場に着いて、上着を脱いでリュックに入れて、寒かったのでゴミ袋で作った即席ポンチョを着て、荷物を預けました。

何度かトイレに行ったけど、おしっこがちょっと出ただけで大ちゃんは出ませんでした(^^ゞ。
大丈夫大丈夫、固形食抜きもしたし、薬ものんだし、家でしっかり絞り出して来たし、大ちゃんはもう出ないよ。
それでももしもしたくなったら、その時は手遅れになる前に早めにトイレに入ってさっさと出しちゃおう。
そしてまた走り出せばいいじゃないか。

いくら心配してもキリがないので、こんな風に自分に言い聞かせていました。

スタートエリアには、前から順に陸連登録選手、一般の2時間台の選手、3時間台の選手、4時間以上の選手が並ぶようになっていました。
スタート直後からできるだけマイペースで走れるように、3時間台の前から3列目ぐらいに早めに並びました。

9:35に陸連登録選手がスタートして、その10分後に一般選手のスタートです。
5分前に即席ポンチョを脱いで、スタッフの方に処分をお願いしました。

9:45、何の合図も音も号砲も聞こえなかったけど、2時間台の選手が動き始めて間もなく、我々も動き始めました。

密集はしているけれど、スタート直後からそこそこのスピードで順調に流れて、ボクにとってはちょうどいいぐらいのペースでした。

1km 4:55  ←適正ペース

やっぱり前の方からスタートして正解だったな。

目標は神戸マラソンで達成できなかったサブ3.5です。

始めの15kmは4分50秒台で、次の15kmは4分40秒台で、30kmを過ぎたら、その時の調子によるけど、残りの12kmを持続可能なできうる限りのペースで走ってやろうと思っていました。
この計画通りのペースで走ることができれば、サブ3.5は余裕で達成できるはずです。

まずは加古川の東岸を北上しました。
加古川マラソン奮戦記 その1_c0236857_08120838.png
2km  4:52  ←適正ペース
3km  4:47  ←オーバーペース
4km  4:45  ←オーバーペース
5km  4:50  ←適正ペース

アンビットが示すリアルタイム(リアルタイムではないんだけど)のペースは、全く信用ならない数値が表示されることが多いです。
どう考えても4分台で走っているのに、6分台だったりするので、1km毎に表示される実測のラップタイムを見て、微調整をしながら走りました。

もしも赤穂ハーフマラソンや神戸マラソンみたいに予期せぬ筋肉痛が起きるなら、ボチボチ痛くなる頃だよなぁ。
ちょっとビビりながら、だけど今日は絶対大丈夫と思いながら距離を伸ばしていきました。

この日はどこも痛くなることなく、調子よく走れました。
これぐらいのペースだと余裕余裕(^^ゞ。

サブ3.5のペースとしては決して遅くはないんですけど、こんなペースだと抜かれる抜かれる。
スピード差は大したことないんだけど、じわじわじわじわ抜かれてばかりでした。

サブ3.5で走る選手がそんなに多いとも思えないんだけど、みんな結構いいペースで走るなぁ、ちょっとオーバーペースなんじゃないのかなぁって、余計なお世話だけどそんな風に思いつつも、つられてペースを上げ過ぎないように1km毎のラップをチェックして冷静に走りました。

アンビットのラップタイムをチェックし損ねた時は、40秒台のややオーバーペースになってますね。

6km  4:53  ←適正ペース
7km  4:55  ←適正ペース
8km  4:47  ←オーバーペース
9km  4:48  ←オーバーペース
10km 4:45  ←オーバーペース

↓0~10kmまでのペース(オレンジ色)と心拍数(白線)です。
どちらもほぼ安定していますが、ペースが2ヶ所瞬間的に落ちているのは、給水所で紙コップのポカリスウェットをもらって飲んだ時ですね。
加古川マラソン奮戦記 その1_c0236857_07435296.png

加古川大堰の下を通過して、JR加古川線の鉄橋下を通って10km過ぎの最初の折り返し。
南からの風だったので、北上するうちは殆ど無風に感じて日が照っていたこともあってちょっと暑いぐらいだったのが、折り返してみたら向かい風が吹いていて汗が冷えてちょっとヒンヤリしました。

折り返して間もなく、臨時漕会のチームジャージを着た高校の同級生のモーニングさんと擦れ違いました。
ボクも注意して探していたんだけど、声を掛けられるまで全然気が付きませんでした(^^ゞ。

ボクの2列後ろからスタートしたはずのバイク仲間のヒグカツさんが、常に視界内にいました。
彼もボクと同じサブ3.5が目標だと聞いていたので、彼も前半は飛ばし過ぎないように冷静なペース配分を守っているなと思って、付かず離れず走れていることに安心感を覚えていました。

折り返した後、偶然並んだので、
「みんな結構いいペースで抜いていくよね。」

って話しかけたら、

「そうですね。けっこう速いですね。」

っていう返事だったので、彼も周囲のランナーはオーバーペース気味だと感じていたのかな。

11km 4:39  ←かなりオーバーペース
12km 4:46  ←オーバーペース
13km 4:45  ←オーバーペース
14km 4:44  ←オーバーペース
15km 4:38  ←かなりオーバーペース

再び加古川大堰の下をくぐった後、堰を渡って西岸へ移りました。

15km地点まであと1kmぐらいです。

我が家から最も近いのが15km地点を少し過ぎた辺りで、二人の娘に応援がてら写真を撮ってくれるように頼んでおいたので、娘達に会えるのを楽しみに走っていたんです。
毎日顔を合わせているんですけど、マラソン大会でボクがナンバーカードを着けて走っているところを見せられる機会なんて、そうそうないですからね。

ウチからクルマで30分ぐらいの加西トライアスロンの時も、タクシー使って応援に来るか?って聞いたけど、

「塾があるから行かな~い、暑いし・・・・。」

だったんですよ(>_<)。

まあこれが普通かな。
完熟マンゴーさんのお嬢ちゃんみたいに遠くまで付いてきてくれるなんて幸せなことですよね~(^^ゞ。


大勢走ってきたらどこに父ちゃんがいるのかわからないかもしれないって心配するので、大丈夫、父ちゃんの方から声を掛けて手を振るからすぐにわかるよって言っておいたんです。

決めておいた土手の階段の上に、それらしき二人が見えたので、「おーいおーい。」と声を掛けながら、反対の走路にはみ出すぐらいにして手を振ったのに反応がない(^^ゞ。

度付きのサングラスをかけていても遠くはぼやけて見えるので、相変わらず「おーいおーい。」と手を振りながら近づいていったら、全然知らない二人でした(爆)。

1km5分で計算して9:45スタートだから11時ぐらいに通過すると予想していたのだけど、それよりちょっと早く通過したせいで娘達が間に合わなかったらしい。

ちょっとぐらい早目に着いて待っててくれるって思ったのになぁ(>_<)。

計算してみたら、たしかに予定より3分ちょっと早く通過しちゃったんだけど、オレは電車じゃないんだから、そんな定刻通りにゃ走れねーっつうの(^^ゞ。

がっかりしたけど気を取り直して予定通りにペースアップしました。


16km 4:42  ←適正ペース
17km 4:42  ←適正ペース
18km 4:38  ←オーバーペース 
19km 4:35  ←オーバーペース
20km 4:37  ←オーバーペース

↓10~20kmまでのペース(オレンジ色)と心拍数(白線)です。
16km前後で心拍数が下がっているのはなぜか?わかりません(^^ゞ。
何かあったかなぁ?
何もなかったような。
娘達を探してキョロキョロしたけど、ペースは落ちてないのになぁ。

給水所で紙コップをとることに徐々に慣れてきて、できるだけ前の人と重ならないように、手前でとったり奥でとったりしてペースを落とさずにとれるようになってきました。

加古川マラソン奮戦記 その1_c0236857_07435869.png
加古川マラソンのコースがホームコースと言っても、本当にしょっちゅう走っているのは、14km~33kmの加古川の西岸のコースで、東岸のコースはたまに走る程度なんですね、だから走り慣れて熟知した西岸のコースを走っていると、すごく調子が良かったせいもあるけどなんだか嬉しくなっちゃって、ついついペースが予定以上に速くなってしまいました。

ちょっと速いな、でもまぁ無理しているわけじゃないし、気持ち良く走れているしな、今日はこのまま最後までいいペースを維持していけそうだなって思っちゃったんですよね~。

この辺は反省の余地ありだな。

続く・・・・・(^^ゞ。

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by piyopiyodesu | 2014-12-27 20:23 | マラソン大会 | Comments(0)  

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