備えあれば憂いなし
ちょうど更新時期を迎えて、継続のお知らせが届いたので、その保険について書いてみますね。
月掛ファミリー交通傷害保険です。
月払保険料は2150円。
補償内容はこんなんです。
本人 家族
死亡・後遺障害保険金 1000万円 200万円
入院保険金(日額) 5000円 2000円
通院保険金(日額) 2500円 1000円
臨時費用保険金 60万円 60万円
賠償責任保険金 3000万円 3000万円
交通傷害というだけに、自転車による自損事故や相手がある事故に限らず、国内外のあらゆる乗り物に乗車中の事故や、駅構内での事故、道路を歩行中の事故にも適用されるそうです。
例えば、駅の階段で転んで捻挫して通院したとか、バイクで落車して怪我して入院通院したとか、道路を歩いていたりジョギング中に自転車やクルマ等にぶつかられて怪我をしたという場合も適用されます。
こういう保険に入っていることは覚えていても、細かい補償内容はすぐに忘れてしまうので、更新しましたよという案内が届く度に、補償内容を確認しています。
入院保険金は一泊二日から二日分出ます。
通院保険金は入院を伴わなくても一日分から出ます。
大阪の専門学校に通うために別居している長男も、学生のうちは保険対象になります。
この保険でボクが最も重視しているのは賠償責任保険の部分で、ぴよぴよ家の誰かが加害者になってしまった場合に役立つ保険です。
入院通院死亡なんてのは他の保険にも入っているので、賠償責任保険だけに絞って掛け金がもっと安いのがあればそれでもいいのですが、新しい保険を探すのが面倒なのでもう十何年も自動更新を続けているというわけです。
ボクも含めて日常的に自転車に乗る5名分の保険料と思えば手頃な保険料かなと思っています。
最近、と言ってももう数ヶ月前のことだったと思いますが、小学生の(5年生だったかな)男の子が自転車で下り坂を走っていて初老の女性とぶつかって、女性が大怪我を負って要介護の状態になってしまった事故で、加害者の児童の母親に9000万円の支払いを命じる判決が出たというニュースがありましたよね。
児童の母親が控訴したので、まだ裁判は継続中です。
神戸で起きた事故なので、地元紙の神戸新聞には結構大きく取り上げられていました。
こういうニュースを見ると、賠償責任保険金が3000万円では足らないのではないか?と心配になりますが、万一加害者側になってしまった場合に、コチラ側の過失割合を少しでも小さくする努力をしておけば、たいていの場合では3000万円あれば足りるのではないかと思っているのですが、甘いでしょうか?
この保険に二口入れればいいのですが、それはできないそうなんです。
加害者側になってしまった場合に、少しでも過失割合を小さくする努力としては、基本は交通ルール(道路交通法)を守ることですよね。
それは自分の身を守ることでもありますしね。
ウチの子供達にもよく言い聞かせています。
自転車では左側通行。
信号を守る。
暗くなったらライトを点ける。
見通しの悪い交差点や、歩行者や自転車が飛び出してきそうな路地では徐行。
軽車両と言えども車両には違いないわけですから、クルマを運転する時と同じ心構えで乗ればいいってことですね。
だけど、矛盾していますが、ウチの子供達には、自転車通行可でない歩道であっても、歩道があればできるだけ歩道を走りなさいと言ってあります。
たとえ道路交通法違反であっても、危険な車道を走れとは言えません。
ただし、歩道では絶対歩行者優先であることを忘れるな、万一歩道で歩行者相手に事故を起こしたら、例え歩行者側に飛び出し等の過失があったとしても、全面的に自転車側が悪いってことになるものと思え!と日頃からよく言い聞かせてあります。
実際にバイクででもクルマででも道路を走っていると、なんと命知らずなバカ者達の多いことか!
ビックリしますよねぇ!
右側通行の自転車。
時速15kmで左側を同じ方向に走っている自転車を、クルマで時速40kmで抜く場合の相対速度差は25kmだけど、バカ自転車が右側を向かってきたら55kmだもんね、見通しの悪い左カーブを曲がっている最中にこんなバカ自転車が突然現れたらビビリますよね。
こんな特攻隊みたいなヤツとぶつかったって、オレは悪くない!って叫びたいです。
まだ普通免許を持っていない高校生や中学生だけじゃなく、大人でも、前後に子供を乗せた3人乗りの母親でも平気な顔で右側走ってくるもんね。
自分や子供の命をなんだと思ってるんだか。
理解不能です。
子供をクルマに乗せるのに、自分はシートベルト(命綱)を締めるけど子供は立ったまま乗せてるノータリンな親も多いし、こないだなんて、広島だったかで母親が運転するワンボックスカーのサンルーフから顔を出していた6才の女児が、低い高架下で頭をぶつけて亡くなる事故がありましたよね。
20年ぐらい前には、サンルーフから子供が顔を出した状態で走っているクルマを時々見かけましたが、最近はさすがに見かけることはなくなり、ようやくそんなアホバカ親が絶滅したものと安心していたのですが、まだ生き残っているヤツがいたんですね。
こういう親って、子供なんて死んだらまた作ればいいや、すぐ作れるしってなぐらいにしか思ってないのかな?って本当にそう思う。
万一事故が起きたら、大切な大切な子供がどうなってしまうのかっていう想像力の無い頭のか弱い親が多すぎるよね。
小さい時から本なんて読まずにゲームばっかりやってるとそんなになっちゃうのかな?
ウチは乳幼児の頃から、泣こうがわめこうがクルマでは必ずチャイルドシートやジュニアシートに乗せてたけどなぁ。
少し大きくなったら、クルマで時速15kmぐらいでゆっくり走りながら、ABSが作動するぐらい急ブレーキを踏んで急停車させたりしてました。
もちろん周囲が安全な場所でね。
今から急停車するぞ~と予告していて、わずか時速15kmであっても、シートベルト無しでは前のめりになる自分の身体を支えられないってことを身をもって教えて、クルマに乗ったら自分ちのクルマだろうと友達んちのクルマだろうと、前席だろうと後席だろうと必ずシートベルトを締めるように躾けました。
友達のお母さんのクルマに乗せてもらうことがあったとして、友達が誰もシートベルトを締めてなかったとしても、お前だけは必ず締めろ!とよく言っていたものです。
脱線するけど、既に脱線してますが(^^ゞ、駅のホームで目の前で誰かが線路に落ちても、100%自分の身が安全でなければ(加古川線なら1時間に1本ですから(^^ゞ)助けに行くな!と言ってあるし、溺れている人を見つけても、例えそれが親友であったとしても、絶対水には入るな!と言ってあります。
人の命を救うことは素晴らしいことだけれど、自分の命を守ることはさらに素晴らしいことですからね。
保険の話から逸れてしまって子育て論になっちゃったよ(^^ゞ。
万一に備えて保険には入っておきましょうという話でした(爆)。
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by piyopiyodesu | 2013-11-15 08:15 | 小ネタ | Comments(5)
保険屋の知人に聞いたのですが、この保険は保険屋にとって旨み少ない保険らしく広く宣伝していないそうです。
わたしは、子供の自転車(加害者に成ったとき)の事を考えて入りました。年1000円ほどです。ピヨピヨさんの保険のように被害を受けたときにはお金は出ませんがこういうモノもあるということです。ご参考までに。
例えで出るような輩を馬鹿呼ばわりすると
「人を馬鹿にするな!」と窘められます。
でも常識外れがあまりに多いと生きて行くのに命がけになります。
平和ボケが多いのでしょう。
保険は改めて考えて見よう、リスクは減らさなくっちゃね。
また言っちゃった(^^ゞ。