佐用町のホルモン焼きうどん
心配の種だったトライアスロンのデビュー戦が終わったので、久しぶりにロングライドに出掛けようと思ったけれど、連日の暑さに尻込みしてしまいます。
こういう時は、何かロングライドに出掛けるそれらしい理由がいりますよね。
ボクが一人で走りに行く時に、どこどこの何々を食べに行くってことはほとんどなくて、たいてい食事と補給はコンビニで済ませるか、せいぜい丸亀製麺でうどんを食べるぐらいですが、暑い中を走るモチベーションを上げるために、何か美味いものを食べに行こうと考えました。
そうだな、距離もちょうどいいし、佐用町の『しんさよ』にホルモン焼きうどんを食べに行って、中学の同級生であるてっちゃんに会おう。
だけど、最短距離で佐用町まで行っちゃうとちょっと距離が短いから、ちょっと遠回りして行こうかな。
いくつかルートはあるんだけど・・・・・トリガタワ峠を通って千種経由で行ってみようって決めました。
トリガタワっていう字はね、見たことない字なんですよ。
そのうちトリガタワトンネルの写真が出てくるので、それを見てください(^^ゞ。
加西→福崎→山崎と走って、揖保川を渡って国道29号線に入りました。
65kmぐらい走った時に、青空号の乗り心地がなんだかソフトになっていることに気付きました。
すぐに停車して確かめたら、後輪がスローパンクしていました(>_<)。
チューブラータイヤを使い始める前は、パンクしたらものすごく面倒なんじゃないかと思っていましたが、クリンチャーと比べて特別面倒ってことはないですね。
まずはパンク箇所を特定します。
それらしいタイヤの傷に一つ一つツバを付けてみます。
汚いようですが、サラサラの水よりネバネバしたツバの方が適しています。
ドバっと水を掛けちゃうと、何がなんだかわからなくなってしまうので、面倒なように思えても1ヶ所1ヶ所にツバを付けていくのが確実です。
地道な作業が時間短縮につながるのです(^^ゞ。
すぐにパンクヶ所が見つかりました。
パンク修理(防止)シーラント剤、NOTUBESを注入します。
予め注入しておいて防止剤として使う場合は、20~30ccぐらい入れておく必要がありますが、パンク箇所が判っているので、10ccだけ入れてみました。
小さなプラスティック製の工具で、バルブからバルブコアだけを外します。
ダイソーで買ったシリンジで約10cc入れました。
ゆっくり入れるのがコツです。
急ぐと必ず溢れてきます。
ゆっくり入れていても溢れそうになったら、ホイールをコツコツ叩くとかして振動を与えると、バルブ内の気泡が抜けてす~っと入っていきます。
バルブを真下に向けないで、写真のように斜めにするのもコツです。
タイヤ(内のチューブ)内に入ったNOTUBESが、低いところに溜まるようにするといいですね。
注入できたら、溢れないうちにすぐにバルブコアを元に戻して、工具で軽く締めます。
工具は力を入れ過ぎると簡単に壊れるので、軽く締めればたいてい大丈夫です(たぶん)。
パンク箇所にNOTUBESが溜まるように、パンク箇所を下にして置いといて、先に片づけをします。
ここまで5~10分ぐらいでしょうか。
最後にポンプで空気を入れます。
これに一番時間がかかりますね。
CO2ボンベがあれば一瞬ですが、ポンプより重いので最近は全く使っていません。
ボンベ1本では不安だし、2本持つとさらに重くなりますからね。
小さな穴なら既に塞がっています。
穴が大きくて塞ぎ切れない場合ももちろんあるので、スペアタイヤやリムテープも携行しています。
空気を入れてすぐに走り始めましたが、その後は全くノートラブルでした。
小腹が減ったので、道の駅みなみはが(南波賀)で休憩しました。
ケチじゃないけど倹約家のボクとしては、こういうのを見かけると買わずにいられません(^^ゞ。
パンと目が合うと、
「食べて食べて、ワタシを食べて~!」
っていう声が聞こえてくるんです(^^ゞ。
この特殊能力を世のため人のためになんとか生かせないかと思うんですけど、今のところ全く何の役にも立っていません(爆)。
スプーン曲げより役に立ちそうな気がするんですけどね。
国道29号線から429号線へ、トリガタワ峠を越えて千種へ向かいます。
しばらく上ると、こんな水飲み場があります。
トカゲも腹いっぱい飲んだようですね。
いろいろ持って行きましたよ。
イオンのスポドリパウダーをベースに、BCAAを加えて、隠し味に塩を少々(^^ゞ。
クエン酸も入れたいところですが、サドルバッグに入らなかったので持って来れなかったのが残念でした。
2本目のボトルには、身体にかけて冷やせるように水を入れておきました。
トリガタワトンネルが見えてきました。
初めてこの峠を上った時は、この日と同じように暑い日で、インナーローのダンシングでやっとこさ上った記憶があるのですが、この日はずっとシッティングのままで多少余裕を持って上れたので、少しは登坂力がついたのかなと思うと嬉しいですね。
トリガタワトンネルを過ぎたら、千種に向かって豪快なダウンヒル!
DHpでガンガン下っていたら、道路工事中でアスファルトを剥がしたダート区間があって、危うく突っ込むところでした(^^ゞ。
ふ~、あぶねぇあぶねぇ(^^ゞ。
千種からは千種川沿いの下り基調の道を、どんどん下りました。
毎年夏休みに子供達と川遊びする千種川を渡って、寺坂峠を上りました。
寺坂峠の頂上です。
この坂を下ると、ボクが小中高の12年間を過ごした佐用町の海内(みうち)という地区に出ます。
子供の時に乗っていた5段変速の自転車では上りきれずに、必ず押して上った峠で、下りで大ゴケして腕をひどく擦りむいたこともある懐かしい峠です。
この日はダンシングはしないと決めていたので、シッティングだけで上りました。
スズメバチの巣にいたずらして2ヶ所刺されたこともあります。
次に刺されたらアナフィラキシーショックでやばいかも(^^ゞ。
海内からは、高校生の時に、ブリジストンのロードマンという自転車で佐用駅まで通っていた道を走って佐用の町まで行きました。
JR(当時は国鉄)姫新線(きしんせん)の佐用駅を6時36分に出る汽車に乗るために、6時に家を出ていました。
冬は寒くて暗くて、今から思えばよく3年間通ったなって思います。
山奥の家から佐用駅までは片道14kmありましたが、一番速い時で24分台で走っていました。
その頃からそういうことが好きだったんですね(^^ゞ。
佐用駅までのほぼ中間点付近に、旧宿場町の平福があります。
時代劇のロケ地になったこともある土蔵群です。
13時過ぎぐらいにホルモン焼きうどんのお店『しんさよ』に着きました。
あ~、暑かった(^^ゞ。
上ホルモン1人前とホルモン焼きうどん2人前をペロリと完食。
倍はイケルな(^^ゞ。
お店は繁盛しているようで、トイレが和式から洋式にリフォームされていました。
シャワートイレでなかったのは残念でしたけどね(^^ゞ。
午前はまだ涼しい方でしたが、午後からは強烈な暑さになって、どんどん体力を奪われました。
ボトルの水をしょっちゅう身体にかけて、常にウェアが濡れている状態にしておけば、走って風を受けている間は涼しく走ることができましたが、すぐに乾いちゃうんですよね。
凍ったドリンクをジャージの背中のポケットに入れておいて、融けた分だけチビチビ飲むのもいいですね。
ちょっと重いですけどね。
穴を開けたキャップを用意しておけば、一々キャップを取らなくても飲めるので、走りながらでも飲めます。
佐用からは、新宮→姫路→加古川と走って帰りました。
この日の姫路城です。
寄り道して、期日前投票を済ませましたよ。
我々の代表を選ぶ大切な選挙には行かないとね。
走行データ。
走行距離:171km
平均時速:26.24km
平均CAD:90
こんなルートを走りました。
ポチっとしていただけたら嬉しいです。
よろしくお願いしますね(^^ゞ。
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by piyopiyodesu | 2013-07-22 14:07 | ロードバイク ロング | Comments(10)
この時期はもっぱらアイスクリームやジャラートのある店を求めて走ってます(*≧∀≦*)
機会があればお試しあれ(笑)
ムショウに食べたくなります。
ビール飲んで帰りは姫新線で帰っちゃうとか(^^ゞ。
ブログ拝見させていただきました
千種川での 寺峠坂? 付近で
川遊びされているみたいですが
ぜひ行ってみたいのですが
詳しい情報教えていただきたいのですが
車停める 場所とかありますでしょうか?
また寺坂峠は道幅はせまいでしょうか?
寺坂峠のどのあたりでしょうか?
突然の質問で申し訳ないのですが
よろしくお願い致します
小学3年生の娘に綺麗な川で
あそばせてあげたいですわ~~。
旧佐用町の海内と旧南光町の上三河との間に寺坂峠があり、南光町側に下って来た所の千種川です。
寺坂峠は普通車同士であれば注意すれば大丈夫ですが、大型車との擦れ違いには困るぐらいの狭い場所が所々あります。
駐車場はありませんが、道路の片側のできるだけ端に寄せて駐車すれば、駐禁をとられることはないと思います。
お盆の間だけは帰省した方達でにぎわうことがあります。