サングラス救出大作戦 その1
サングラスを川に落とした時のことはコチラに書いてますので、まだ読んでない方はまずはこちらを読んでみてくださいね。
涙なしには読めない悲しい悲しいお話です(^^ゞ。
加古川の水管橋です。
サングラスを落としたのは、たしか橋の中央よりやや東寄り(向こう岸側)だったはず。
橋は歩行者と自転車のみ通行できます。
自転車がすれ違えるぐらいの幅しかありません。
橋の外側には直径1mぐらいありそうな太い水管があるので、欄干から身を乗り出して下を見ても橋の真下の川はほとんど見えないんです。
路面と欄干下部の間にある10cmぐらいの隙間から探すしかありません。
たしかこの辺だったよなぁ。
流れがほとんど無さそうな浅い場所でしたが、1週間経ってますから同じ場所にあるとは限りませんよね。
昨日は台風並みの強風がふいていましたしね。
ボチボチ歩きながら、何度も立ち止まっては狭い隙間から角度を変えて探しました。
案外早く見つかりました(^^)v。
落とした場所からほとんど動いてないようでした。
おおおっ、冷たさにじっと耐えて救出されるのを待っているとはけなげなヤツよ!
待っておれよ、すぐに助けてやるからな!
位置を確認しなきゃ!
東から3番目のアーチの、東から5番目と6番目の支柱の間です。
一旦帰宅してインスタントラーメンを食べてから、サングラス救出大作戦開始です。
水管橋のすぐ近くには駐車場がないので、ちょっと下流側の河川敷の駐車場に作戦本部を設置しました。
自衛隊に協力要請しました。
ウソです。
ボクの愛車『クロスケ号』です(^^ゞ。
LANDROVER DEFENDER 110というクルマです。
ディーゼルエンジンですが、イスカンダル星のスターシャにもらった排気ガス浄化装置『コスモクリーナーD』が装着してあるので、NOX法規制地域の加古川市でも登録可能です(^^ゞ。
(どうしてクルマのことを書いたかというと、この後このクルマを通じて新しい出会いがあったからなんです。そのことはまた後日書きますね)
『猫バス』なんてニックネームもありますが、ボクにとってはサンダーバード2号のイメージですね(何のこっちゃ(^^ゞ)。
青空号が来てからというもの、走行距離がめっきり減ってしまいました。
今や、青空号の半分以下です(^^ゞ。
寒い、暑い、うるさい、遅い、雨漏りする、窓が勝手に開く・・・・などなど、魅力を上げたらキリがないかわいいヤツなのです(^^ゞ。
クロスケに積んできたものは、これです。
往年の名艇、ピラニアのINAZONE 220です。
瀬遊び用のリバーカヤックです。
総排水量0.18t。
定員1名。
動力は人力です(^^ゞ。
転覆しても簡単に復元できるところがウリです(^^ゞ。
転覆した状態から起き上がることをエスキモーロールとか、略してロールといいます。
下の動画の最後でロールをご披露していますので、どんなんだろう?って興味のある方は見てみてくださいね。
でかくて重くて安定のいいシーカヤックでロールできれば、小さくて軽くて不安定なリバーカヤックなら簡単にロールできます。
はじめは、ダイビング用のドライスーツを着て救出に向かうつもりでいたのですが、カヤック仲間の『たつなが』さんから、 「カヤックを使え」とコメントをいただきまして、総合的に判断してカヤック作戦に変更しました。
サングラスが沈んでいる付近は浅そうですが、岸に近いところはもっと深そうに見えるんですよね。
さすがに背が立たないほど深くはないと思うのですが、カヤックの方が安全だろうと思ったのです。
もう一つ、ドライスーツの背中にあるドライジッパーは、固くて自分ではしっかり閉められないんです。
思いがけず深くてスーツ内に水が流れ込んできたら、寒中水泳することになっちゃいますもんね(>_<)。
ミイラ取りがミイラになったら困りますからね(^^ゞ。
ちなみに、これがドライスーツです。
早い話が、長靴付きの防水ツナギですね。
胸のカラータイマーみたいなモノは、空気タンク(ボンベ)とつないでスーツ内に空気を入れる時に使います。
潜水深度が深くなると、水圧でスーツがつぶれて体が締めつけられるので、空気を入れます。
左腕のバルブは入れ過ぎた空気を抜く時に使います。
深いところから浮上してくると、スーツが膨らんで急浮上してしまうので、常にスーツ内の空気量を調整しないといけないんです。
急浮上は潜水病の原因になりますからね。
ウェットスーツで潜る時は、BCジャケット内の空気量を調整するだけでいいのですが、ドライスーツ着用時は、BCジャケットとドライスーツの二つを調整しないといけないので、慣れるまではちょっと難しいのです。
爪先まで防水です。
ボクはおしっこが近いので、スーツを脱がなくてもアソコが出せるようにドライジッパーを追加で付けてもらってます(^^ゞ。
アソコが巨大なので出しにくいけど便利です。
ウソです、見栄張ってます(^^ゞ。
背中のドライジッパーです。
ここから羽化します。
12月の和歌山の海で、一度だけジッパー全開のまま海にバックエントリー(船べりに腰掛けた状態から後ろに落ちて入水する方法)したことがあるんです(ToT)。
上がって中に着ていた服を全て脱いでパンツ一つになって、絞ってまた潜りましたよ!
ガイドさんが、こんな人初めてやって言うてました(^^ゞ。
普通はゲスト同士でジッパーを閉め合うんですけど、その日はゲストはボク一人で、ガイドさんは厚いウェットスーツを着ていたから気付かなかったんですね。
川の水温に比べれば、海なんて冬でも暖かいもんです!(強がり(^^ゞ)
オレのサングラス!もうちょっとで助けに行くど~!
さあてどうなることやら。
無事に救出できるといいね!と思ってくださった方、ありがとうございます。
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by piyopiyodesu | 2013-02-02 07:48 | アウトドアー | Comments(8)
続編に期待します。
泣けるネタ? 爆笑?
続き楽しみにしてます♪
次回完結ですが、あまり期待しないでください(^^ゞ。
昔の趣味をやめてしまわないで細々と続けていると、いろいろたまるんです(^^ゞ。
プレッシャーに弱いんですから(^^ゞ。
ブログを書くために無理してませんか。