BORA2購入記念ロングライド 第2弾 再びしまなみ海道へ-前編-

 BORA2を買っても買わなくても、ロングライドはしょっちゅうやってるのですが、タイトルにBORA2の文字が含まれていると注目度が高くなるようなので、こんなタイトルにしてみました(^^ゞ。

先月、3日間の休みを利用してしまなみ海道を走ってきました。
(その時のことは『しまなみ海道遠征記』というタイトルでブログに書いているので、まだ読んでない方は読んでみてね!)

それ以来、たびたびヘンな夢を見て夜中に目が覚めるようになったのです。
どんな夢かと言うと、今治ちゃんと高松君が怖い顔で追っかけてくるんです。

「どうして私に会いにきてくれなかったのー?」と叫ぶ今治ちゃん。(なぜか女性(^^ゞ)
「なんでオレに会わずに引き返したんだ~!」と怒鳴る高松君。(なぜか男性(^^ゞ)

二人?から逃げようと青空号で必死に走っても走っても、彼らは執拗に追いかけて来て、結局捕まって袋叩きに遭うというおしっこをちびりそうになる怖い怖い夢なんです。

実は、先月しまなみ海道に行った時、尾道から今治までしまなみ海道を走った後は、高松まで走って宇高国道フェリーで帰る予定だったのを急遽変更して、しまなみ海道を往復して尾道に戻ってしまったのです。

身に覚えがあるだけに、可及的速やかに今治ちゃんと高松君に会いに行き、懺悔するとともに、安眠の邪魔をしないようにお願いしなければならないと思い悩んでいたのです。

しかし、ボクの休みは木曜日と日曜日。
土曜日は2時過ぎまで仕事なので、なかなか連休がありません。
そこで、土曜日の仕事が終わって帰宅したら、すぐに電車で尾道へ移動し、一泊して、日曜日にしまなみ海道を渡って今治ちゃん高松君に会いに行き、宇高国道フェリーと電車で帰ってくる計画を立てました。

5月12日土曜日、仕事を終えて帰宅したら、用意しておいたサイクルウェアに着替え、用意しておいたウエストバッグを持って、青空号ですぐさま加古川駅に向いました。
駅で輪行バッグを被せて電車でゴーです。

<姫路駅の新幹線のホームにて>
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ボクが使っているのはモンベルのコンパクト輪行バッグです。
前後輪両方を外すタイプです。

バイクもバッグ自体も、できるだけコンパクトになる方がいいだろうと思ってこれを選んだのですが、何度か輪行するうちに、後輪を外すのがとても面倒になってきました。
後輪を外すと、デリケートなリアディレーラーを保護するために、エンド金具を使うのが普通だと思うのですが、あれが結構かさばるんですよね。
それに、実際に使ってみて、こんなので本当にリアディレーラーを保護できるのか?と不安に思っていました。

それで、エンド金具は使わずに、前後輪を外したフレームを上下逆さまにしてリアディレーラーが上にくるようにして運んでいたのです。
でもそうするためには、ハンドルに付けたライトやサイコンを外さないといけないし、ボトルホルダーのボトルは落ちるしで、これもあまりいい方法ではありませんでした。

前輪だけを外すタイプにしておけば良かったなぁ。
もったいないけど、もう一つ買おうかなぁと思ったのですが、買う前に試してみたら後輪を外さなくても被せることができたんです。
キチキチですけどね(^^ゞ。

買わなくて良かった!

さて、明るいうちに尾道に着きたかったので、姫路から新尾道までは新幹線で行くつもりだったのに、新尾道にはこだましか止まらないようで、福山で1時間も待ち時間ができちゃって、福山からは在来線で行きました。
福山-新尾道間の特急料金返して~。

尾道駅の観光案内所でしまなみ海道の前売り割引券を買おうとしたら、今月はキャンペーン中だそうで、週末は自転車の通行料が無料でした。

<橋の料金箱にはこんなカバーが掛けてありました>
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フフフ、250円浮いた!

1ヵ月ぶりの尾道。
何も変わってないねー(当たり前)。

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ツツジがたくさん咲いていました。

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<フェリーで向島へ>
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<フェリーは中高生の通学の足でもある>
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向島の民宿「大元荘」に泊まりました。

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ボクはホテルより民宿の方が好きです。
民宿のおばちゃんやおじさんや、他のお客さんと話ができて楽しいこともあるし、2食つきで安いし、少々建物が古くさくても、ホテルより得な気がするからです。

8畳の部屋。

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窓の下はすぐ海。
部屋から釣りができます(^^ゞ。

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6時半からの夕食前に風呂に入ったら、ボクが1番風呂だったせいかモーレツに熱くて、手をつけることさえできないぐらいだったので、水をじゃんじゃん入れてぬるくしてやった。

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食べきれないぐらいの夕食でした。

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えーっと、質より量といった感じの料理でした。
不味いっていうんじゃないですが、あー美味しいってのでもない(^^ゞ。
まあ、すき焼きと刺身は美味しかったですけどね。

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やや硬めのご飯が好きなんですけど、水加減を間違えたのかベチャベチャのご飯でしたね。
朝ご飯もやっぱりベチャベチャだったから、水加減を間違えたのではなくて、いつもこんな感じなんでしょう。
次に泊まる時は、硬めのご飯にしてくれと前もって言っておこう(^^ゞ。

頑張って大根以外は完食しましたよ。
バナナは食べきれなかったので、翌日の行動食にしました。

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対岸の尾道市街の夜景です。

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朝食です。
納豆で一杯、目玉焼きで一杯、生卵で一杯。
ベチャベチャご飯を三杯平らげました。

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ヤクルトと缶コーヒーは、補給用にしました。

会計の時に、こんなチョコレートをくれました。
引きだしにたくさん入っていたから、皆に配ってるのかな。

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広い部屋でゆっくり休めて、対岸の尾道の景色が綺麗で、大きなお風呂に食べきれないほどの食事、部屋には缶のお茶がサービスで置いてあり、ヤクルトと缶コーヒーとチョコレートまで付いている。
これで5500円は絶対安い!
今後も、向島で泊まる時は絶対大元荘だ!
http://www.ononavi.jp/staying/minsyuku/detail.html?detail_id=180
おばちゃん、宣伝しといたよ~(^^ゞ。

7時に出発。
初めてしまなみ海道を走った時のあの感動が蘇ってくるようでした。

前回は往復しているので、今回が3度目のしまなみ海道ですから、順光の場所で時々写真を撮るぐらいで結構とばしました。
これは生口橋ですね。

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これは多々羅大橋。

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多々羅大橋から見た景色。

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大三島橋。

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伯方・大島大橋。

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綺麗な海と青空号。

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11時前には来島海峡大橋を渡って、サンライズ糸山に着きました。

ここまでの走行データ。
走行距離:72.87km
走行時間:2h47m
平均時速:26.09km

後半へ続く。

ブログを更新しても、新しいブログのタイトルが順位表のページに表示されないんです。
Pingを何とかかんとかって書いてあるんだけど、Pingって何?
ペンギン?
更新はしょっちゅうやってるので、ちょくちょく覗きに来てねー(^^ゞ。

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# by piyopiyodesu | 2012-05-13 23:49 | ロードバイク ロング | Comments(0)  

BORA2購入記念ロングライド -後編-

前回の続きです。

白兎海岸をあとにして走り始めて、最初の20kmぐらいはまあまあ元気だったんです。
180kmぐらい走って、残り130kmぐらいのあたりからなんとなく体がだるくて、脚はまだ元気なんだけどペースを上げると吐き気がするようになってきました。

連休中の山登りの疲れが抜けきってないのかなぁなんて思いながらも、追い風に助けられてゆるーい登り基調の道を、時速30km以上をほぼキープして走り続けました。

鳥取県と兵庫県の県境にある戸倉峠に向かって、徐々に徐々に登りの傾斜がきつくなってきます。

いつもは、お腹が減るか、トイレに行くか、飲み物が無くなるか以外では休憩のために停車することはほとんどありません。
休憩はペースを落とすことで、走りながらできるからです。
停車して休憩するとなると、かなり長い時間休まないと、次に走り始める時に余計に体がだるい感じがしてイヤなんです。

しかし、この時は、いまだかってないぐらいの疲労感に襲われて、とにかくどこかで横になりたいと思ったのです。

八頭町の道の駅のベンチでしばらく横になって休んで、ヤクルトタフマンを飲んだけど回復せず(^^ゞ。
もし、鉄道沿線で、輪行バッグを持っていたら、電車で帰ったかもしれません。

とにかく帰らないといけません。
明日は仕事です(^^ゞ。

なんとか戸倉峠さえ超えれば、後はなんとかなるだろうと思ってだましだまし走り続けました。

戸倉峠の鳥取県側の登りが滅茶苦茶きつかった。
時速一桁台でよろよろしながらも、なんとか休まずに登り切って新戸倉トンネルの前でしばし休憩。

ここでモンベルのコンパクトになるウインドブレーカーを着ておけばよかったんだなぁ。
面倒くさくて着なかったのがまずかった。
トンネル内も、トンネルを通過して下り始めてからも寒い寒い。
気温12度。

今日は一日風が強くあまり陽が当らず、曇りがちで、気温は前日までより6度ぐらい低い予報でした。
陽に焼けなくていいやぐらいに思っていたけど、今から思うと低体温症の前兆だったのではないでしょうか。
おそらく一日中オーバークール状態で走っていたのだと思う。
白兎海岸では晴れていましたが、砂丘で20世紀梨のソフトクリームを食べていた時はどんより曇って肌寒いぐらいでしたからね。

この日のウェアは、2XUのコンプレッションロングタイツと、半袖短パンの夏用ウェアと、先日買った体感温度-5度の日焼け防止のアームガード。
このパールイズミのアームガードはたしかによく冷えました。
走っている間中、ずっと腕がスースー良く冷えてました。
これがいけなかったのかも(^^ゞ。
これはもっと日差しが強い日に着用すれば涼しくていいのでしょうね。
この日は冷え過ぎて寒かったです。
上だけでも長袖ジャージを着ておけば良かったかなぁ。

低体温症と言えば、先日白馬岳で6名の登山者が亡くなるという悲惨な事故がありましたが、死因は低体温症でしたよね。
低体温症は雪山のような寒い場所で起こるものと考えられがちですが、条件が揃えば夏の街中でも起るんです。
汗や雨で濡れたウェアを着て風に当たり続けていたら、どんどん体温を奪われてしまいますよね。
プールや川で泳いでいて寒く感じたり、震えが出たり、唇が紫色になるなんてのも低体温症の前兆あるいは初期症状です。

戸倉峠の兵庫県側を下っていると寒くて寒くて、ウィンドブレーカーを着ようか?どうしようか?と迷ったけど、せっかくスピードに乗って下っているのに停車するのがもったいなくて下り続けました。
標高が下がれば気温が上がるだろうと思っていたけど、道端の気温表示は、13度、14度と、相変わらず寒い。
音水湖畔のちょっと平坦になった所で堪え切れずにウィンドブレーカーを着たけど、まだ寒い寒い。

波賀の道の駅でホット缶コーヒーを飲んでも焼け石に水といった感じで、全く温まらず、寒い寒い寒い。

<道の駅波賀のビッグアップル>
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山崎まで帰ってきて、気温はかなり上がったはずなのに、まだ寒いのでローソンでカップラーメンを食べた。
でもまだ寒い。

ペースを上げると空オエが出るので、ソロリソロリとなんとか帰ってきました。
8時前に帰宅。
しばらく横になったまま立ち上がれませんでした(ちょっと大袈裟(^^ゞ)。

今までで一番しんどいツーリングだったな。
だけど、こういう経験はきっと今後の役に立ちます。
そして、こんな体調で300km走り切ったという事実は、物凄い自信になりますね。
200kmなんて余裕で走れるでーっていう気になります(ペースによるけど)。

本日の走行データ。
帰宅してみたら、サイコンが休止状態で303kmで止まっていた。
長い信号待ちの間に休止状態になったのに、暗くて気付かなかったようです。
距離はほぼ正確に分かっているので、その分を修正してます。

走行距離:313km
走行時間:11h27m
平均時速:26.44km
最高時速:60.11km
平均ケイデンス:86



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# by piyopiyodesu | 2012-05-12 08:14 | ロードバイク ロング | Comments(4)  

BORA2購入記念ロングライド -前編-

 先月めでたく47歳の誕生日を迎えました。

おめでとー!
あっ、いやっ、こりゃこりゃ、どうもどうも。
ありがとうございます(^^ゞ。

オレの人生も残り半分ちょっとになっちまったなぁ。

自分への誕生日プレゼントとして、超高級ホイール、カンパニョーロのBORA ULTRA TWOを買ったことは、以前のブログに書きました。

そもそも、チューブラータイヤを使ってみたいと思ったのが、このホイールを買うキッカケだったのです。

せっかくそこそこのロードバイクを買ったのだから、クリンチャータイヤだけじゃなく、チューブレスタイヤやチューブラータイヤも試してみたいなあと思っていた時に、時々一緒に遊んでいただいている超人気ブログ『自転車コギコギ日記』にしょっちゅう登場するYKさんから、
「チューブラーを一度使ったら、クリンチャーには戻れない。」
と聞いて、ますますチューブラータイヤを使ってみたくなったんですね。

さて、それではホイールをどれにする?ってことになりますよね!

ボクはヒルクライムレースに出るわけじゃなくて、ロングツーリング主体に使うので、軽さを追及したディープでないカーボンホイールよりは、高速巡航に威力を発揮するらしいディープなカーボンホイールがいいだろうと思ったんです。

と言っても、いろいろたくさんあって悩んでしまいました。
どれがいいかどうかなんて素人のボクにはわからんしなー。

そこで、気に入って使っているシャマルウルトラ2way fitと同じカンパニョーロにしとけば間違いないだろうという安易な思考で決定したのでした(^^ゞ。

お店では40万円以上の値札が付いていますが、とてもそんなお金はだせないので、ネットで安いのを探しました。

そして、正規輸入ではないので保証はないけど、お店の半額ぐらいで買えました。

ポチっとした直後に、友人のNさんから
「カーボンホイールは、リムブレが出た時に修正が厄介だから、少々高くても保険と思って正規輸入品を買っといた方がいいよ。」
と忠告されたのでした。
もうちょっと早く言ってよねーと思いましたが、この忠告を先に聞いていたとしても、40万円なんて出せるわけありません。
青空号(ピナレロ クワトロ アルテグラ)よりも高いじゃないですか!

お店の半額で買えたのだから、将来多少出費があったとしてもそれはしょうがないではないか・・・だけど、どこでも修正してもらえないと困るなあと思っていたら、最近青空号をみてもらっている近所(と言ってもバイクで30分ぐらい)のお店で、
「ウチで修正しますよ~。」
と言ってもらってほっとしたのでした。

前置きが長くなりましたが、記念ロングライドに選んだ目的地は、鳥取砂丘です。

砂丘には3月22日にも行ってます。
その時のことは『未経験の距離に挑戦してみた』というタイトルでブログに書いているので、まだ読んでない方は読んでみてね!

ウチから砂丘まで往復しても290㎞にしかなりません。
前回は砂丘からさらに白兎海岸まで走って300㎞を超える予定だったのですが、砂丘で雨が降りそうだったので、白兎海岸に行かずに帰って、ウチの近所で遠回りして300㎞をこえたのでした(心残り1)。

さらに、20世紀梨のソフトクリームを食べるのを楽しみにしていたのですが、寒くて食べる気にならなかったのです(心残り2)。

この二つの心残りを解消すべく、再び鳥取砂丘に向かいました。

今朝5時に出発。

<揖保川は尺鮎と呼ばれる大きな鮎が釣れることで有名 宍粟市の市花サツキ>
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<揖保川の上流には引原ダムがあり、音水湖(おんずいこ)というダム湖があります>
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山桜でしょうか?シャワーのように花弁が舞い落ちる桜があって、思わず停車してしまいました。

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戸倉峠の日陰には、まだ少しだけ雪が残っていました。

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ほぼ2時間50kmごとに休憩して補給しました。

道の駅「若桜」の自販機で見つけた仮面サイダー!

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今日は風の強い一日でした。
往路はほぼずっと向かい風(-_-)。
向かい風でもいいけど、帰りも吹いてね、帰りは風向きが反対になってたりしたらいやだよ・・・と思っていたら、帰りも所々で向かい風でした(^^ゞ。

BORA2、なかなかいいね!
少々の向かい風をものともせず、時速30km以上で巡航できるし、風のない平坦路なら、ボクでも38~41kmぐらいで巡航できました。
買ってよかったにゃあ(^^ゞ。
道端のショーウィンドゥやガラス戸に写る自分の姿を見る度に、あまりのカッコ良さにウットリしちゃった。
(乗り手の姿じゃなくて、青空号の姿ですよ!)

正午ちょっと前に砂丘に着きました。

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写真を撮っていたら、一仕事終えた馬車馬が戻ってきました。

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<後ろの砂の丘が馬の背。登るとかなり疲れます>
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試食品はたいていいただきます(^^ゞ。

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20世紀梨のソフトクリーム。
前に食べた時は梨の味がしっかりして美味しかったと思ったような気がするんだけど、今日のはあんまり梨の味がしなかったなぁ。
わざわざ自転車で食べに来なくてもよかったかも(爆)。

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<もっと愛を!>
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砂丘から白兎海岸までは片道11km。
これで確実に300kmは超えるな。
ここは因幡の白兎伝説の舞台と言われている、由緒正しき海岸なのです。

<鳥取県のワイキキビーチ 白兎海岸>
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島が二つあるでしょ?

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平べったい方が房島(ふさしま)で、賀露(かろ)港(鳥取港)から渡船が出ています。
ロードバイクと登山を始める数年前は、一時投げ釣りに夢中だった時があり、この島でも釣りをしたことがあるんです。

<40cmのイシガレイ>
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すぐ近くに鳥取空港があります。

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帰りはいまだかってない程の疲労感に襲われて、やっとの思いで帰宅しました。
帰宅後しばらくは起き上がれないほどでした。
その時のことは後日書きますね。


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# by piyopiyodesu | 2012-05-11 00:42 | ロードバイク ロング | Comments(3)  

北穂高岳東稜  -後編-

前回の続きです。

あれっ、もう終わりですか!?
どんな難しいルートが現れるのかとワクワク楽しみにしていたのに、拍子抜けするぐらい簡単に『ゴジラの背』を通過してしまった。

やっぱり初級バリエーションルートなわけだ。

そのルートの難易度は、季節、天候、雪の量や雪質、さらに登攀者の技量によって大きく左右されます。我々にとってこの日のコンディショでのこのルートは比較的易しいと感じられましたが、決して安全なルートではありませんので、行かれる方は十分に安全に配慮して登ってくださいね。

易しいと書くと慢心しているように思われるかもしれませんが、易しいものをことさらに難しいと書く必要はないだろうし、難しいものを見栄を張って易しいと書く必要もないので、感じたままを書きましたよ。

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両側が切れ落ちたナイフリッジと呼ばれる雪稜だが、ナイフどころかカミソリの上を歩くような大山の縦走路に比べれば広い広い。
既にトレースがついていたこともあって、不安なく余裕で越えました。
万一に備えて、ロープを伸ばしてスタカットで通過しました。

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濃いガスのせいで視界は10mほど。
写真に撮っても真っ白でよくわかりませんね。
コントラストを上げてようやくわかるぐらいです。

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自分で撮った写真なのに、どこを撮ったのかよくわからない(^^ゞ。

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最後は、北穂高岳山頂に向けて傾斜のきつい雪の斜面を登りきって、山頂直下に建つ北穂高小屋の正面に出た。

2年前のGWにこの小屋の前で休憩していたら、ロープを結んだグループがひょっこり登ってきたのを見て、凄いルートを登ってくるなあと驚いたのを思い出す。
ついに2年後にそのルートを登ったのだ。

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たった今登ってきたばかりの東稜。
我々が山頂に着いたらガスが晴れた。
もっとゆっくり歩いてくれば良かったなぁ。

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ラーメンを食べて休憩。

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日本で最も高所にある山小屋なのだ。
裏の積雪量が凄い!

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小屋の横の雪の階段を登ったら、北穂高岳の山頂。

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槍ヶ岳はガスで一瞬しか見えなかったが、北穂高岳から北側の南岳へと連なる大キレットがよく見えた。
いつか積雪期にここも越えてみたい。

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険しい険しい滝谷。

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一日中どこかからヘリの音が聞こえてきたような気がする。

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『恐竜の背』と呼ばれる前穂高岳の北尾根が、真正面に見えた。
近いうちにあそこも登らねば。
あーもっと休みが欲しいのだ。

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槍ヶ岳もちらっと見えた。
積雪期の槍ヶ岳にも登らないとなぁ。
忙しいなぁ。

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いろいろと注文をつけて、Nさんにボクのカメラで撮ってもらいました。

北方向の槍ヶ岳方面をバックに。

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南方向の前穂高岳、奥穂高岳方面をバックに。

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北穂沢を下山中に見た東稜。
まだ何人か登攀中なのが見える。
ガスが晴れてさぞや見晴らしがいいことだろう。

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我々も途中でいろいろ練習しながらもっとゆっくり登れば良かったと思ったが、テントまで戻ってしばらくすると、強い雨交じりの雪が降り、すぐ頭上で鳴っているような大きな雷鳴が続いたので、早めに降りてきて正解だったのだ。
やっぱり高山では早めに登って早めに下山が理想である。

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下山中のNさん。
北穂沢の上部はかなり傾斜がきつく、ズルズル滑って歩きにくい。
何度か滑り落ちそうになった。
ここの方が怖かった。

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我々のテント。
ボクの二人用テントを2人で使った。
今まではいつも各自でテントを持って来ていたが、共同装備にすると荷物が減って助かる。
暖かいしね。

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3時半には夕食を食べて、4時には温かいシュラフにもぐりこんだ。
外は大粒のアラレが降り、雷様がにぎやかだったが、テントの中はほぼ乾いて快適だった。
山小屋のトイレまでは、歩いて片道5分ぐらいかかるのでペットボトルで済ませて、翌朝5時ぐらいまでなんと13時間もシュラフの中で過ごした。
家にいてもこんなにのんびりすることはない。

6日の朝。
今日は晴れか?
屏風岩の上空が明るくなった。

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涸沢カールの所々に陽が差した。

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あれだけあったテントが数えるほどになった。

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テント撤収中は降らなかったが、下山中によろめくほどの強い風を伴って強い雨が降った。
二つ持って行った手袋も靴の中もびしょぬれになってしまった。
もう下山するだけだったので良かったが、これから登るのであれば、致命的だ。
雨がふっても手袋と靴の中をドライに保つのが、次の雪シーズンまでの課題だ。

横尾まで降りてきて、連休中に北アルプスで8名亡くなったことを知った。
(その後のニュースで、奥穂高岳でも2名亡くなったので、合計10名亡くなった)

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厳冬期ほどではないにしても冬山と春山が混在するこの時期に、我々は真冬と大差ない防寒着を用意していたし、登攀時にもツェルト(簡易テント)を持参したので、万一稜線上で吹雪に遭って身動きとれなくなったとしても、二晩程度しのぐぐらいの余裕はあったと思う。
3年連続でGWに涸沢に来ているが、半袖で過ごせる日もあれば、吹雪いて震える日もあった。
最悪の気象条件でも、山頂まで登れないまでも無事に降りてくるだけの装備は必要だと改めて思った。

平湯の森の温泉でさっぱりした。
気持ちよかった~~。

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ちょっと浮腫んでるな。

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食べずに持ち帰った食料。
あと二日は滞在できたなぁ。

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多すぎる!

Nさん、運転お疲れ様でした。
また行きましょう!

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書き忘れていたことがあります。
涸沢ヒュッテの流しで、歯磨き粉を使っていた年配の男性と若い男性を偶然見かけて注意しました。
山小屋の水道では洗剤だけでなく歯磨き粉を使わないのは常識です。
なぜなら、殆どの山小屋の排水は、厨房の水はどうか知りませんが、外にある流しの水なんて垂れ流しだからです。
食器も洗わない方がいいです。
トイレットペーパーでさっと拭いて持ち帰ってから洗えばいいのです。
ボクなんか山で食器を洗ったことがありません。冷たい水で洗う気にもなりません。
洗ってない食器を繰り返して使っても平気です。
だいたい人間は雑菌だらけで、食器の汚れを気にするほど清潔ではないのですから。
食器を洗って綺麗にすれば、その分山が汚れるのです。
食べきれなかった分は持って帰って捨てるか後で食べる。
汁は全部飲む。
こんなの常識ですよね。

# by piyopiyodesu | 2012-05-09 08:07 | 登山 | Comments(0)  

白馬岳主稜線  -前編-

 29~30日の連休に、いつも一緒に山登りする三重県のNさんと一緒に、白馬岳の主稜線に登ってきました。

ボクとNさんは何度も雪山に登っていますが、我々の登山技術レベルはまだまだ初級と中級の間ぐらいではないかと思います。

危険な場所も何度か経験してはいますが、ロッククライミングの時のように、互いをロープで結び合って、万一滑落した時に対処できるような方法で登ったことはないのです。

今後、雪のあるなしに拘わらず、さらに難易度の高いルートを登るには、ロープを結び合って、危険な場所では支点(アンカー)をとってロープで確保する技術が不可欠だと思っていました。

我々にはそういう技術や方法についての知識や多少の経験はありますが、より高度で正しい最新の技術を能率的に身につけるには、やはり優れたガイドさんの指導を受けるのが一番の近道であると考えました。

というわけで、山で死ぬ前に、多少の費用はかかってもガイドさんと一緒に登ってきました。
御在所岳のロッククライミングやアイスクライミングで度々お世話になっている国際山岳ガイドのMさんです。

ガイドさん選びも重要なんだろうなと思います。
今までに3名のガイドさんにガイドしてもらったことがありますが、もう一度ガイドしてもらいたい、もっとこのガイドさんからいろいろ教わりたいと思わなかったガイドさんが1名いました。

自分との相性というのもあるでしょうが、技術的には優れていたとしても、人間的には未熟な方だなあと感じました。

Mガイドは何度かガイドをしてもらって、技術的にも人間的にも尊敬できる人物であると確信できます。


さて、29日は登山口までの移動だけで、歩くのは2時間ほどなので、ゆっくり白馬村まで移動しました。

白馬と書いて、駅の名前も村の名前も『ハクバ』と読みますが、山の名前は『シロウマ』と読みます。

右から白馬岳(2932m)、杓子(しゃくし)岳(2812m)、白馬鑓ケ岳(2903m)です。

<中央が杓子岳、そのすぐ右が白馬岳、杓子岳の左の尖っているのが白馬鑓ヶ岳>
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<中央が白馬岳>
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一番遠くにある白馬岳が低く見えますが、この三山の中では最も高いです。

登山口である猿倉(さるくら)までクルマで移動しました。

白馬岳がよく見えました。

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高速道路の渋滞を考慮して早めに出発したのですが、全く渋滞なしでスイスイ走れたので、早く着きすぎちゃいました。
まだ早いけど11時頃にテント設営地に向かって歩き始めました。

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早く着いてもすることがないので、必要以上に休憩したり写真を撮ったりしながらゆっくり歩きました。
歩き始めで、まだ体が慣れてないので、歩き始めからとばさない方がいいですね。

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Nさんです。

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2時間かからずにテント地に着きました。
急げば1時間で歩けるぐらいの距離でした。
白馬岳が真正面に見える白馬尻(はくばじり)という場所です。

起きそうな雪崩は既に起きてしまって、この日は雪崩の危険性はほとんどないぐらいでしたが、地形や林を見て、万一雪崩が起きても被害を受けにくそうな場所を宿泊地に選ぶことが死なないためには必要です。
そういうことも、本で読むより信頼するガイドさんから説明を受ける方が、退化傾向の著しい脳ミソにもすんなり入っていきますね。

宿泊地です。

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Nさんと二人で山へ行く時は、いつも各自がマイテントを持っていくのですが、今回はMさんが用意してくれた一つのテントで3人寝ました。

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1~2人用のテントを一人で担ぐよりも、3~4人用テントを3人で分担して担ぐ方が軽くて楽だし、一緒に寝るとテント内が暖かくていいですね。

明日登る予定の白馬岳の頂上につながる主稜線がよく見えました。

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あそこからあっちへ行ってあの間を抜けてこう行く・・・・と指差しながらMさんが説明してくれるんだけど、、遠すぎてよくわからないんですよねー。
たぶん間違えていると思いますが、だいたいこんなルートだったと思います。
下からでは陰になって見えない場所もあるんです。

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4月8日に栂池高原でスノーハイキングした時の写真を見たら、白馬岳が写っていました。
その時のことは『栂池高原でスノーハイク』というタイトルでブログに載せていますので、まだでしたら読んでみてくださいねー。

まさか何日か後にこの山に登ることになるとは予想もしていませんでした。

中央の山が杓子岳です。
大雪渓をはさんで向かって右が白馬岳です。

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白馬岳だけの写真もありました。
正面から見ると平面的に見えてよく分からないけど、こうやって横から見ると、主稜線の立体感がよくわかりますね。
結構な急角度に見えますね。
よくあんな所を登ったな(^^ゞ。

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登ったのはこんなルートだったと思います。
主稜線上には、頂上から数えて八つのピークがあるとガイドブックには書いてありますが、どれが何峰(ピーク)かは、今もよくわかっていません(^^ゞ。

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テントを張ったのが13時頃。
30日は2時起床で4時までに出発の予定だったので、19時には寝ることになりました。

有り余る時間をつかって、Mさんに、木や残置ハーケン等がない雪山で、スノーバーやピッケルを使って支点を作る方法や、その強度を上げる方法を教えてもらいました。
初めて聞くことではなく、本で何度も読んだことがある方法ばかりでしたが、やっぱり文章だけでは理解しきれないノウハウというかコツがあるんですね。
こういう実地体験は重要ですね。

実地研修が終わってのんびりしていたら、ヘリが飛んできました。
ヘリは北アルプスではよく見かけるので、パトロールでもしているのだろうと思っていたら、どんどん近づいて上空で旋回し始めるではないですか。

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何だ何だ訓練か?と思ったら、我々のすぐ前の谷に下りてきました。
谷が見えるところまで走って行って見たら、人が倒れていて仲間と思しき3人が介抱しているようでした。

ヘリから下降中のレスキュー隊員。

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1名の隊員を下ろしたヘリは、ちょっと、と言っても1000mぐらい離れた上空を旋回して待機。
要救助人に向かう隊員。

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手早く要救助人にハーネスを装着。
その後、彼のリュックを背負った。
ほとんど動かない要救助人が心配だ。

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5分ほどして戻ってきたヘリが、2人を吊り上げて飛び去っていきました。



好奇心旺盛なボクはその後、自分達のテント設営地にトボトボと引き上げる3名に突撃インタビューを試みました。

2枚上の写真の赤丸部分に雪解け水が流れ落ちていて、そこで水を汲んでいて滑って転んで腰を氷で強打して歩けなくなったそうです。
氷ができるような気温ではありませんでしたが、滝のように落ちてきた水の飛沫が凍って解けずに残っていたのかもしれません。

危険な場所を歩く時は、緊張もしているし注意もしているでしょうが、テント地に着いて安心してしまったり、危険度の低い所を歩く時には油断が生まれるのでしょう。

ボクもよくやりますが、靴紐をゆるめたままで歩いたり、注意散漫だったりしたのかもしれません。
山にいる間は、雉撃ちやお花摘みの時でさえも、緊張は解いても注意は解いてはならないですね。

ヘリで運ばれていった彼に何が起こったのかはわかりませんが、他山の石としなければ。

ビールがすぐ冷えるのは雪山のいいところ。

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4時過ぎに夕食。
ガイドさんが用意してくれたアルファ米のご飯とキムチ鍋をいただきました。

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7時には寝たように思います。

後編へ続く。

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# by piyopiyodesu | 2012-05-08 13:57 | 登山 | Comments(0)  

北穂高岳東稜  -前編-

 今年のGWは、4~6日の日程で、いつも一緒に山登りをする三重県のNさんと2人で、上高地から涸沢に入り、東稜経由で北穂高岳に登ってきました。

東稜というのは、北穂高岳から東方向に伸びる稜線で(真東ではないです)、涸沢から北穂高岳に登るルートのうち難易度の高い方のルートではあるが、距離が短く、初級のバリエーションルートという位置づけである。

<東稜を南側から見た。 岩が黒くギザギザしているところが通称『ゴジラの背』>
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バリエーションルートというのは、一般的な登山道よりも難易度が高く、危険を伴うので、それなりの登攀技術を持つ登山者以外は歩かない方が無難なルートのことです。
一般登山道には当然設置してあるような鎖や、ロープが無いのは当然だし、分岐点に道標さえ無いことも珍しくありません。
そして、一般登山道に比べて歩く人が少ないので、浮石や落石も多いのです。

徐々に登攀技術のレベルを上げつつある我々は、先日、白馬岳主稜登山で得た知識や技術を使って、ガイドさんに頼ることなく、我々2人だけで登ってみようと計画したわけです。

4日は上高地から涸沢までの移動だけ。

上高地はマイカーの乗り入れは禁止されており、バスとタクシーしか入れないので、あかんだな駐車場の上高地行きバスターミナルからバスで上高地へ向かいました。
バスの往復料金は一人2000円で、駐車場は3日間で1500円でした。

右がボクのリュック。

<あかんだな駐車場バスターミナルにて>
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全然大きさが違いますね。
モンベルの110Lのリュックです。
重さもかなり違います。
ボクのリュックには2人で使うモンベルの二人用テントや、テントマット、スノーバーや大き目のスノースコップも入っているのででかいんですね。
フルサイズの一眼レフカメラに24-105mmのズームレンズを入れると、30kgぐらいあったと思います。

有名な河童橋です。

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小雨が降ったりちょっと晴れたりで、いい天気ではなかったですね。
まだ8時頃なので、観光客もまばらです。


いつ見ても美しい梓川の流れ。

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上高地から梓川沿いのほぼ平坦な道を、3時間ほど歩くと横尾に着きます。
横尾を直進すると槍ヶ岳方面に行き、左折して横尾大橋を渡って行くと涸沢へ行く分岐点である。

スパゲッティを茹でるNさん。

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横尾大橋を渡ってしばらくは所々に雪が残っている林道を歩きますが、20分ほど歩いて徐々に傾斜がきつくなってくる頃には、周囲は銀世界へと変わっていきます。
谷筋にはデブリと呼ばれる雪崩の痕が嵐の海のように盛り上がっています。

荷物が重いと、涸沢は遠いです。

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涸沢ヒュッテ(山小屋)の鯉のぼりが見え始めてからが遠い。
歩いても歩いてもなかなか着かないんだなー。

<はるか遠くに涸沢ヒュッテの屋根と鯉のぼりが見える>
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普通は上高地から6時間ぐらいのところを、我々二人は前夜の寝不足もあって、8時間近くかかってしまった。

涸沢に4時頃に着いたら、テントを張る場所が残っていなくてなかなか見つからない(ToT)。

<今年も涸沢にたくさんのテントの花が咲いた>
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散々探し回ってようやく猫の額のような土地を見つけた(^^ゞ。

降ったり止んだりだった雨が、我々が涸沢に着く前から本降りになり、雨の中で急いでテントを張るも、リュックもレインウェアもびしょ濡れで、テントの中は結露しまくり、床には水がたまっていた。
羽毛のシュラフ(寝袋)だけはゴアテックスのシュラフカバーに入れて、絶対濡らさないように死守。
安眠できるかどうかが、翌日の体力回復に大きく影響するのだ。

食事のおかずはNさんが用意してくれた。
ハムステーキと野菜炒めとアルファ米のご飯。
ガーリックオイルでさっと炒めた野菜がなかなか美味しかったです。

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夕食を食べたらもうすることがないので、さっさと寝た。

5日は2時に起きて、4時には出発の予定。
高山では、午後になると天気が崩れることが多いので、明るくなるかならないかのうちに行動開始して、遅くても15時頃には下山するか、宿泊地に着いておくのが理想である。

夕方から雨、みぞれ、アラレをともなって激しい風が吹いた。
5日の天気予報は晴れだったので、朝方には風は収まるのだろうと思っていたが、一向に収まる気配がない。

起床予定時刻の2時を過ぎてもビュービュー吹いていて、テントのフライシートが飛ばされるのではないか?と心配になるぐらいだった。
東稜からの登山は両側が切り立ったナイフリッジの雪稜を歩くので、こんなに強風が吹いていたら行けるわけない。

風が止むまではどうしようもないので、暖かいシュラフでウトウトしながら朝を待った。


6時前、風がやっと穏やかになり、雲の間から僅かながら陽が差した。
東稜が難しいようなら、積雪期の一般登山道である北穂沢から登ってもいいし、とりあえず準備しようということで、朝食を食べた。

屏風岩。

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奥穂高岳方面。

<山頂付近はガスで見えなかった>
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右側の黒い所が北穂高岳の東稜で、左側が南稜。
その間は北穂沢。

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常念岳方面。

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朝食はNさん特製の雑煮。

<3個づつお餅を食べた>
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準備をしているうちに風が弱まってきたので、時刻は遅れたが予定通りに東稜を登ることにした。
テントのある涸沢から北穂高岳山頂までの標高差は約700m。
先日の白馬岳主稜登山では、半日で標高差1500mを登ったので、そのことを思えばたいした登りではないはず。

これが東稜。
黒く見える岩稜のギザギザしている所が、『ゴジラの背』と呼ばれている核心部。

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赤線のルートを登ったと思う。

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この写真の方がわかるかな。

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始めは、北穂沢の一般登山ルートを歩く。
この一般登山ルートは、スキー場の中上級者コースぐらいの雪の斜面をひたすら登るだけなので、簡単過ぎておもしろくない。
一昨年のGWには我々2人もこのルートを登ったのだが、今回はもうちょっと難易度の高い稜線沿いのルートを登ることにしたのだ。

途中から右へ別れて、東稜へと続く岩稜の基部に向かう。

<前を歩くNさん>
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雪崩の危険は無さそうだったが、万一に備えて雪深い谷筋を避けて、早めに岩稜に取り付いた。
この辺りから先は、ファインダーを覗くことなく、適当に撮った写真です。

涸沢のテント群がもうあんなに小さく見える。

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傾斜が強くなる前に、ロープを出して、末端を互いのハーネスにしっかり結んだ。
ロープを結び合った2人が同時に登攀するコンテ(コンテニュアス、continuous)という方法だ。

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ロッククライミングをする時は、トップが登る時はセカンドが安全な場所で確保し、トップが安全な場所まで登ったらセカンドを確保するという尺取虫方式で登るのに対して、2人同時に登るので日本語にすると継続登攀という。

一人が落ちたら、落ちた者ももちろんリカバリーするが、もう一人がピッケルを刺して踏ん張って滑落を止める。
滑落停止に失敗すると、二人そろって落ちていくという洒落にならない運命共同体方式なのだ。

ボクが先頭に立ってどんどん登っていった。

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敬愛するNさんと共に逝くのも悪くはないが、できれば最期は若く美しい女性の膝枕で・・・・と願っているので(^^ゞ、二人そろって落ちるわけにはいかない。

そこで、ここはやばいという難しそうな場所は、スタカットと言う尺取虫方式で互いに確保しながら越えていくのです。

一般ルートを登下山する人達がアリの行列のように見える。

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一列で歩かなくても、どこを歩いたっていいのですが、人が歩いた後は階段状になっていて歩きやすいんです。
そこを外れると、膝までとか場所によっては膝上まで沈んでしまって歩きにくいんです。

下から見上げるとどおってことない高さに見えるけど、上から見下ろすとかなりの高度感である。

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先行する若い2人組に追いついた。
彼らのうちの一人が初心者なのか、ゆっくり慎重に登っていたので我々が前に出た。

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かなり距離があいていて見えなかったが、我々の前にはさらにソロの人と、3人パーティが歩いていたので、既にトレースができていて、ルートをよく知らない我々には好都合であった。

ボクがトップに立ち、次々と難所を越えていった。
と書くとかっこいいが、大した難所は無かったのだ(^^ゞ。

難所と言えば全てが難所なんだけど、我々はそれなりのトレーニングと経験を積んできているので、難所が難所に思えない。
ちょっと麻痺している感じで逆に危険かもしれない。

核心部分の『ゴジラの背』と呼ばれる岩稜部分は、ホールドがたくさんあるし、ビレイをとる支点になる残置ハーケンも所々にあり、全く不安なくスイスイと越えてしまった。
寒い寒い雪の御在所岳でドライツーリングした時の方がよほど厳しかった。

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後編へ続く。

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# by piyopiyodesu | 2012-05-07 22:30 | 登山 | Comments(0)  

夏の準備

愛車、青空号を買ったのが昨年の10月なので、夏用のウェアは上下一組しか持っていませんでした。

先日、大阪まで行く用があったので、ウエムラパーツでいろいろ買っちゃいました。

クイックステップの上下。

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初めてのビブです。
家で着てみたら肩に食い込んで窮屈な感じがしたけど、今日着て走ってみたら、走行中は前傾姿勢なので心配したほど窮屈ではなくて安心しました。
引っ張って伸ばそうかと思ったけど、伸ばさなくてよかった(^^ゞ。

ピナレロのジャージ。

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ショートのレーパンは二つ持っているので、それと組み合わせて着ようと思います。

日焼けしたくないので、パールイズミのレッグカバーとアームカバーも買いました。

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ヤシの木かなんかの炭成分が入っていて、体感温度が-5度とかなんとか書いてあったので、これに決めました。

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見た目は白の方が涼しそうなんだけど、黒しかありませんでした。
肌を露出して走るよりも、吸った汗をすぐに蒸散させてくれるこういうのを着用して走る方が、体感温度は低くなるのはわかるんだけど、黒より白の方がさらに涼しいような気がするんだけどなぁ。
でも、こういう製品はほとんどが黒だから、やっぱり白より黒の方が涼しいのかもしれませんね。
白だと紫外線を遮断し切れないのかもしれませんね。

指きりグローブは一つ持っているので、通気性の良さそうな指先まであるグローブを買ってみました。

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さて、先日買ったカーボンディープホイールですが、同時に買ったチューブラータイヤに、ショップでパンク防止のシーラント剤を入れてもらってから使おうと思って今日まで使わずに我慢していました。

今日やっとショップまで行く時間がとれたので、リムテープで貼り付けずにショップまで走って行き、ショップでシーラント剤を入れてもらってからリムテープでタイヤをホイールに貼り付けてもらいました。

カーボンホイールには専用のブレーキシューが付属していましたが、アルミホイールのシャマルウルトラと入れ換える度にシューを換えるのは面倒なので、アルミホイールにもカーボンホイールにも使えると言うスイスストップのイエローキングを使うことにしました。

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さて、新しいカーボンディープなホイールで走ってみた感想は・・・・・。

シャマルウルトラとの比較ですが、時速30kmぐらいからの加速が素早い感じがしますね。
巡航速度は10%ぐらい速くなったような気がしました。

シャマルウルトラ+Pro3raceの組み合わせは、ものすごく乗り心地が硬くて、荒れた舗装路を走ると不快な振動がビシバシ伝わってきてフロントフォークが折れるんじゃないの?と思うぐらいでしたが、ニューホイール+コンチネンタルコンペティションの組み合わせでは、乗り心地がとてもマイルドになりました。
これはタイヤの差なのか?ホイールの差なのか?はよくわかりませんが、おそらくホイールの差ではないかと思います。

青空号がさらにカッコ良くなりました!

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ヨソ行きにとっておくのではなく、日常的に使って行こうと思います。

こんな高性能なホイールに見合った走りができるように、どんどん走りたいと思うのですが、今夜から山に行くので、初のロングライドは来週ですね。
長距離を走るのが楽しみだなぁ(^^ゞ。

山の準備もできました(^^ゞ。

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# by piyopiyodesu | 2012-05-03 20:28 | 小ネタ | Comments(5)  

白馬岳主稜線  -後編-

前回の続きです。

 30日は2時過ぎに起床。
シュラフや荷物を片づけて、Mさんが用意してくれた朝食を食べた。

具たくさんな雑煮でした。

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登攀に必要ない物はテントに残して、まだ暗い4時過ぎにヘッドライトを点けて出発。
登山歴50年のMさんは、流石に無駄な動きが無いというか、手慣れているというか、歩くだけじゃなく準備が早い。
ボクとNさんはいつものんびりしているので、Mさんを待たせてしまうことたびたび。
危険な場所はさっさと通過してしまうためにも、渋滞の後ろにつかないためにも、速さと早さは大切なのだ。

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テントはあの赤い印の辺り。

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間もなく明るくなってきたので、ヘッドライトをしまった。
気温が高く、雪がくさっているので足が沈んで歩きにくい。
暑くなったので全員ジャケットを脱いだ。

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所々にこんなクレバスがある。
落ちても這い上がればいいのだが、余計な体力を消費するし、最悪だと崩れた雪に埋まってしまうかもしれないので注意。

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ゆるやかで単調な斜面をかなり歩いて、ようやく主稜線の基部である8峰に着いた。
ここからは主に稜線上を歩くことになる。
変化があるし、左右ともに切り立ったナイフリッジ上を歩く場所も多いので、なかなか楽しい。

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雪庇が大きく張り出している。
振り返ってみたら、ほとんど雪庇の上を歩いてきたのがわかる。

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ナイフリッジ上を歩くNさん。

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神奈川から来たという10人パーティで渋滞中。
大集団はどうしても遅くなる。
この後、足場のいい場所で先を譲ってもらった。

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ミシンの縫い目のようにトレースがついているのがわかりますか?

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振り返って見ると、テントがもう見えないぐらいに小さくなっている。

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つららを見つけてバリバリ食べた。

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危険な場所では、「ここでは写真撮ったらあかんよー。」とガイドさんから指示が出る。
今回もボクは、いつもと同じように大きく重い一眼レフを袈裟掛けに掛けて登った。
普通、Mさんは、大きなカメラはしまうように指示するそうだが、ボクは言っても聞かないだろうと思われたか?こいつは大丈夫と思われたか?落ちても自業自得と思われたか?カメラをしまえとは言われなかった。
Nさんと二人だけだと、危険な場所でも所構わず写真を撮りまくっていたかもしれない。

Mさんも写真好きなので、撮影に適した比較的安全な場所では、ここで写真を撮るといいよと、小休止をしてくれた。

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テントはあの辺りかな。

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まだまだ続く急斜面。
これはロープがいるわなぁ。
落ちなきゃラッキー、落ちたらお終いというのはスポーツじゃないもんね。
落ちないのが一番だけど、落ちても助かる方法で登らないとね。
我々二人に足りなかったのは、まさにこの技術。
これで2人の技術レベルは一気に上がったな。

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ロープを長くして、急斜面をリードしていくMさんの左上に雷鳥発見。

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山頂直下で登って来たルートを振り返って見た。
山頂まで登ってしまうと、大きな雪庇が邪魔になって却って下が見えないのだ。

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10時前に、2923mの山頂に到着。
テント設営地の標高は1400mだったので、標高差1500mを登ったことになる。
半日で登る標高差としては結構な高さだ。

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あんな雪庇の上を歩いてきたんだな。
あれだけ厚い雪庇なら、人が歩いたぐらいではそう簡単には崩れないだろうけど、いつ崩れてもおかしくはない。

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雪ヒバリがさかんに虫を食べていた。

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隣の杓子岳と、下山ルートの大雪渓。

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尖った山が剱岳。

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大きな山小屋は白馬山荘。

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雷鳥が、酔っ払いがゲロを吐くような声で鳴いていた。

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白馬山荘。

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白馬村営頂上宿舎。

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Nさんが人数分持ってきてくれたヒップソリで大雪渓を滑って降りた。
斜面がちょっと急だと怖いぐらいにスピードが出て、おもしろい!

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デブリ(雪崩の痕)だらけ。

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昼前には無事にテントまで戻ってきました。

温泉に浸かって、大盛りご飯を食べて帰りました。
Nさん、行き帰りの運転お疲れさまでした。
ありがとうございました。

Mさんを自宅にお送りした時に、ヨーロッパのアルプスの数々の山の写真を見せていただいた。
マミヤやペンタックスの645で撮って大きく引き伸ばした写真は目を見張る美しさであった!
Mさん、ありがとうございました。

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# by piyopiyodesu | 2012-05-02 21:57 | 登山 | Comments(0)  

ワンダフル!大山  -後編-

前回の続きです。

6合目付近ではよろめくぐらいの強風でしたが、山頂は風は穏やかで晴れていました。

大山は、簡単にいうと、北側に凹の面を向けたクロワッサンのような形をしています。
凹面の北壁と凸面の南壁は傾斜が急で崩落が進んでおり、荒々しい様相を呈しています。

<北壁>
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<米子道の蒜山SAから見た南壁。右側の尖った山は烏ヶ山>
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西側から見るとまるで富士山のように見えるので、この地の古い呼び名を付けて伯耆(ほうき)富士とも呼ばれます。

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弥山から剣ヶ峰方向を見た写真です。
剣ヶ峰付近だけはガスがかかっていて、見えそうで見えない状況が続いていました。

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九州から来られたグループが、上級者コースの北壁を登ってきました。
いつかボクも、北壁を登れるぐらいにレベルアップしたいものです。

<ロープをつないで、北壁の急斜面を登るグループ>
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<いつ滑っても対処できるように、一歩毎にピッケルを刺しながら歩きます>
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このグループの方達と少しお話ししたところ、剣ヶ峰までは行かないけど、途中まで縦走してみるというので、トレースがついた跡を途中まで歩いてみました。
雪庇(せっぴ)と言って、雪が庇のように南側に大きく張り出しているので、稜線上の一番高い所を歩いてはいけません。
その下には地面がないので、人の重みで雪庇が崩れて滑落します。

雪の下に地面がありそうな場所を選んでやや北側を歩かなければなりません。
だけど、あまり北過ぎると傾斜がきつくなるので、それもまた危険です。
ちょうどいい所というのが、初心者のボクにはわかりませんでした。

<弥山から剣ヶ峰に向かって、稜線上を縦走する人達>
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先頭をずんずん歩いて行った人に、どういう目安でルートを決めるのかを尋ねたところ、
「オレが歩くところは大丈夫。」
という返事でした(^^ゞ。

山頂でぼやぼやしているうちに天候が悪化して、下山できなくなる可能性もあるので、さっさと写真を撮ってさっさと下山するつもりでいましたが、天気が安定しているように思ったのと、次々と登ってくる人がいたので、トレースが消えることはないだろうと思って写真を撮りまくっていました。

<西側の夏山登山道(最も一般的な登山道)を登ってくる人達>
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強風とともに、低温下で雪が降ると、エビの尻尾(しっぽ)と呼ばれる特徴的な形になります。

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剣ヶ峰のガスが晴れそうで晴れない。
結構粘りましたが、うっすら見えるか見えないかぐらいでした。

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雪の大山登山2度目にして美しい写真を撮ることができたので、大満足して下山にかかりました。

風雪に耐えて登山者の道しるべとなる赤旗。
エビの尻尾がたくさん付いています。

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5~7合目あたりはまだ風が強かったです。
樹林帯まで降りてきました。
西日本最大級のブナの原生林です。

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友人が経営する大山乗馬センターに寄って、うちの長男のお気に入りのカツカレーを食べて帰りました。
美味しいですよ!

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山頂はすっかりガスで覆われていました。

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普通、高山では、朝のうちは晴れていても午後になるとガスで出てきて天気が崩れることが多いのですが、この日は朝遅めに出発したのが良かったようです。

ラッキーでした。
すっかり雪の大山の虜になってしまいました。

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# by piyopiyodesu | 2012-04-27 15:23 | 登山 | Comments(4)  

ワンダフル!大山

これは2011年2月11日に、中国山地の最高峰である鳥取県の大山に登った時の記録です。

以前このブログに書いた「大山から見た日本海の夕焼け」と併せて読んでいただいたら、雪があるときと無い時の比較ができて2倍楽しいのではないかと思います(^^ゞ。
2倍楽しくなかったらゴメンナサイ(^^ゞ。

大山は「おおやま」ではなく、「だいせん」と読みます。
中国山地には、「山」という字を「せん」と読む名前の山が多いようですね。
ちなみに、兵庫県最高峰は氷ノ山(ひょうのせん)ですし、大山の南東にある尖った山は烏ヶ山(からすがせん)です。

ボクが持っている「雪山登山ルートガイド」とか何とかいう本の、最後から2ページ目に雪の大山の写真が載っているんです。
一般登山道の最高地点である弥山(みせん)から、大山の最高地点である剣ヶ峰(けんがみね)へ続く峰々の写真です。

ちょっとややこしいんですけど、大山はいくつかのピークが集まってできた山全体の名前で、一番高いのは1729mの剣ヶ峰というピークです。

<弥山から剣ヶ峰方向を見た写真>
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<コンクリートのケルンがあるのが剣ヶ峰>
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ところが剣ヶ峰へ行くための縦走路は崩壊が進んでいて危険なために、縦走禁止になっています。

<縦走は命懸け 何人も亡くなっています>
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それで、老若男女誰でもが比較的簡単に登れて、安全な登山道が整備してある1710mの弥山が、大山の頂上ということになっているんです。

<弥山頂上にて>

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小さい写真なんですけど、それを見た瞬間に、なんて美しいのだろう!と感動して、ぜひ自分の目でこの美しい雪の大山を見て、写真に撮りたいと思うようになりました。

2010年の12月、クリスマス寒波の影響で大山にまとまった雪が降ったと聞いて、早速出かけました。
なんとか弥山頂上までは登れたのですが、吹雪いていて視界20mぐらい。
とても写真なんか撮れる状況ではありませんでした。

<カメラが・・・・・>
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<頂上まで行ってはみたものの何も見えず>
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撮りたかった写真が撮れなくて残念でしたが、あまりいい天候でないのは行く前から判っていたことなので、行くんじゃなかったとは思いませんでした。

大山には、雪がない季節に2度登ったことがあったのですが、雪の中を登るのは初めてだったので、いい経験になりました。

1月の間は晴れの日が少なく、晴れの日が訪れるのをずっと待っていました。
そうして迎えた2月11日、再び大山に向かいました。

前日の夜に出発して、1000円高速を使うため日付が変わってから米子道を降りて、登山口近くの駐車場に止めたクルマで寝ました。

【快適睡眠温度域】-16℃~【使用可能限界温度】-31℃のシュラフがあるので、車中泊なんて楽勝ですが、薄着で寝たら明け方寒かったです(^^ゞ。
エンジンは止めて寝ましたよ。

早朝から登山者のざわめきが聞こえていましたが、眠かったのと、トレースがしっかりついてから登りたかったので、ゆっくり起きて8時前に登山開始。

枡水高原と大山寺の間の道は除雪してないので通行止めでした。
生活道路じゃないのかな?
スノーモービルが走ってました。
雪国~~~(^^ゞ。

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登山口です。

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1号目毎に標識があるのですが、すっかり雪に埋まってしまって、何合目を歩いているのかよく分かりません。

これはたぶん5合目付近だと思う。

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ここを過ぎたあたりから、先に登り始めた人達が次々と降りてきました。
何合目まで行かれましたか?と尋ねると、口々に風が強くて6合目まで行けなかったとか、6合目の先まで行ってみたけど風が強くて飛ばされそうになったから降りてきたと言ってました。
降りてきた人達はほぼ全員、男女を問わず鼻水を垂らしていたので、よっぽど強風で寒かったのでしょう(^^ゞ。

5合目を過ぎる辺りまでは樹林帯の中を歩くので、殆ど風の影響を受けないのですが、そこから上は風を遮るものが全く無い稜線を歩くので、日本海のヘリに立つ独立峰の大山では、物凄い強風が吹くのも珍しくないんです。

今日は山頂まで行く人はいないよ・・・なんて言われて、このまま単独登山を続けるかどうかちょっと迷いましたが、行ける所まで行って写真を撮ろうと思って登り続けました。

5合目から7合目ぐらいまでたしかに風が強く、時々よろめくぐらいでしたが、視界は悪くなかったので歩き続けました。

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ここは6合目付近で避難小屋があるはずなんですが、完全に埋まってしまっているし、低木もすべて埋まってしまって、どこでも歩ける状態でした。

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<6合目の避難小屋>
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7合目を過ぎたあたりから風が弱まり、時々陽が射したり無風になったりし始めました。

ガスが切れた時には下界がはっきり見えました。

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8合目からはほとんど晴れになり、目印の赤旗がはっきり見えてました。

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樹林帯を抜けた7合目~9合目あたりは、冬の間だけ20m間隔ぐらいで目印の赤旗が立っていますが、次の赤旗が見えない時はそこで引き返すというのが鉄則なんです。
ホワイトアウトで赤旗が見えなくなると、自分がどこにいるのか、登っているのか下っているのかさえ判らなくなるそうです。
前年、何度も大山に登っているベテランの方が、下山中に道を誤り凍死したそうです。

北壁が見えてきました。
最高地点の剣ヶ峰はガスに隠れていました。

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木道の杭が山頂まで導いてくれました。

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雪が無い時の写真です。

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山頂が近付いてきました。
何だあれは~?

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山頂避難小屋がすっかり雪に埋もれてしまってました。

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厳冬期は1階の出入り口が雪で埋まってしまうので、はしごを登って2階から出入りするんです。

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ところが、この年の山陰地方は50年に一度の大雪だったため、2階の出入り口まで埋まってしまってました。
小屋に入れない(^^ゞ。

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大山の山頂である1709mの弥山(みせん)に立ちました。
全く足跡のないまっさらの雪の上を歩く気持ち良さといったら、どんなご馳走より素晴らしい!

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最高地点である1729mの剣ヶ峰はガスで隠れていましたが、時折ぼんやりと見えました。

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なんて美しいのでしょう。
この写真を撮りたいがための登山だったので、最高に幸せでした。
あー幸せ、あー幸せ、あー幸せ。
幸せ過ぎて幸せ音頭を踊りたいぐらいでした(^^ゞ。

山の神様がご褒美をくれたのかな~。

後半へ続く。
後半は大したこと無いです(^^ゞ。

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# by piyopiyodesu | 2012-04-25 13:03 | 登山 | Comments(0)