カテゴリ:ロッククライミング( 9 )

 

御在所岳の一の壁でロッククライミング


 鳥取県に行った翌日の15日は、久しぶりに三重県の山仲間のNさんと二人で、鈴鹿山脈の御在所岳(ございしょだけ)の一の壁(いちのかべ)でロッククライミングをしてきました。

鈴鹿スカイラインの道端に駐車して、登山口から少し登ると藤内(とうない)小屋があります。
行きも帰りも必ず休憩する小屋です。


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一の壁のルート図がありました。
好き勝手にどこでも登っていいわけじゃなくて、人気のクライミングゲレンデだからルートが決まっているんですね。

ルートから外れて好き勝手に登ろうとしても、スパイダーマンでもなく普通の人ならホールド(足や手をかけるところ)がなくて行き詰ってしまうので、ルートに沿って登るしかないです。

このルートに沿って登れば、落下防止のロープを掛けるためのしっかりしたボルトやリングが点々と設置してあるので、道具の操作を誤ったり、パートナーがうっかりミスを犯さなければ、大きな事故はおきないはずの安全なスポーツなんですよ。

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こんな専用のクライミングシューズを使います。

インドアクライミングなら1本登ったらすぐに脱げるので、もっともっと小さいサイズのシューズに無理やり足を押し込んで、シューズの中で爪先が曲がったまんまのようなサイズを選ぶのですが、外では数時間履きっぱなしだったり、歩いて移動することも多いので、やや小さめぐらいのサイズを選びます。

ボクは爪先が痛いのは我慢できないので、ゆったりサイズにしています。
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岩の上では吸い付くようにグリップするけど、濡れていると滑る。
ボクみたいな下手クソはまだまだこのソールのグリップ力を使った登り方がわかっていません(^^ゞ。
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これが一の壁(の一部)。
朝のうちはガスっていました。
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既に先客が登っていました。
連休というのにびっくりするぐらい人が少なくて、好き放題に登ることができました。
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まずは、易しい①ルート②ルートを登りました。
Nさんとボクとが交互に、リード(先に登る)とセカンド(二番手で登る)を交代して登りました。
下から見たら簡単に登れそうだけど・・・・・・、
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上から見たらこんなんです。
しっかり掴んだり足を乗せられるホールドがたくさんあるルートなので、簡単と言えば簡単なんだけど、下を見るとちょっと怖い。
でも、怖かったのはクライミングを始めた最初の頃だけで、慣れたら麻痺してしまって全然怖くなくなりました。

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道具とパートナーを信頼して、絶対落ちるわけないと思えば怖くありません。
登っている最中に落ちることはあるんですよ、あるんだけど、下まで落ちちゃうことがないように、ランニングビレイというアンカーを所々に設置してロープを掛けながら登るので、落ちても数mか、たいていは1m未満です。

膝や手を擦り剥くぐらいのことはあるかもしれませんが、大怪我したり死ぬようなことはありません。
命懸けじゃスポーツじゃないからね(^^ゞ。


写っているのはボクの足です。
ボクがリードで先に登って、万一ボクが落下しても、すぐに止まるように下でNさんがロープを張ってくれています。
登っているパートナーが万一落ちても、すぐ止まるようにするのはビレイヤーと呼ばれるパートナーの役割です。
登るよりビレイする方が重要なんです。
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ボクが登り切ったら、まずは自分が落ちないようにセルフビレイという命綱をかけて、それで初めて下のビレイヤーがボクのビレイをするのを止めます。

そしたら、上のボクが下のNさんをビレイしている状態で、Nさんが登ってくるというわけです。
交互に相手をビレイしながら登るんです。
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隣のペア。
青シャツの人がリードでテラス(足場が良くて丈夫なリングが設置してある区切りのいい場所)まで登って、赤シャツのセカンドの人が落ちないようにビレイしている状態で、セカンドの人が登っているところです。

青シャツの人はとんでもない所に立っているように見えますが、あそこは15cmぐらいの幅があって、足場がいい場所なんです(^^ゞ。

こんな説明読んでも解らないですよね?
言葉で説明するのは難しいので、解らなくていいです(爆)。
解るように説明してるととんでもなく長い文になっちゃうもんね(^^ゞ。

とにかく、落ちない(落ちてもすぐ止まってぶら下がるだけ)仕組みになっているんですよ(^^ゞ。

登るのが上手いとか速いということよりも、安全な絶対事故が起きない死なないビレイシステムを正しく構築できることの方が重要なんですよ。
上手くても落ちる時は落ちる。
落ちるたびに死んでたら命がいくつあっても足りませんからね(^^ゞ。
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『岳(がく)』というコミックが何年か前に映画になったのを観たことがあります。
小栗旬と長澤まさみが主演した映画です。
その中で、三歩(主人公)とその友人がロッククライミングする場面がありました。
上を登っていた友人がリュックを落として、それが下を登っていた三歩にぶつかりそうになりました。

普通はそんなことあり得ない!
リュックを背負って登ることはあるし、テラスで休憩する時にリュックを下すことはあるだろうけど、下に仲間がいるのにそれを落とすなんてことはあり得ない。
リュックにもカラビナとスリングを掛けて、万が一にも落とさないようにするのが当たり前。

その次の場面では、リュックじゃなくて友人が落ちてきて死んでしまうんですよ。

こいつらビレイしてねぇのか!って思いました。(命綱をつけてないのか?ってことね)
クライミングのことなど全く知らない監督だったんでしょうね。
知っていてもビレイしている設定だと、落ちて死ぬシーンが撮れないから、敢えてビレイ無しにしたのかもしれないけど、クライミングのことが少しでもわかっている人から見れば、矛盾に満ちたシーンでしたね。

知らない人が見たら、クライミングは落ちたら死んじゃう危険なスポーツなんだ!と思ったに違いない。

三歩は一緒に登っていた友人を死なせてしまったことを悔い、反省して、山岳救助の道へ進むことになるんです。
山で落としてはいけないモノは?

「それは命。」

と言い続けることになるのですが、ビレイせずに登ればそりゃあ死ぬやろう!ってのがクライマーの常識ですね。

こんなところで映画批判してもしょうがないね(^^ゞ。

↓これぐらいしっかり指がかかるホールドに両手両足のうち一つでもかかっていれば安心です。
手の甲を保護するために、手の甲だけを覆う手袋をしています。
掌は剥き出しです。

しっかり掴めるホールドをガバと呼びます。
ガバっと掴めるからかな(^^ゞ。

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↓これでもまだしっかり指を掛けられる方です(^^ゞ。
難しいルートになると、こんなのさえもなくて、にっちもさっちもいかなくなることはよ~くあります(^^ゞ。
上手い人ならひょいひょいひょいと登っちゃうんでしょうが、ボクぐらいの初心者レベルだと、登るに登れず、かと言って下りるなんてもっと難しくて、というか下りるなんて絶対無理!で、しょうがないからヒヤヒヤドキドキしながら登るんですけど、このお尻の穴がムズムズするようなスリルが堪らないんだなぁ(^^ゞ。

こんな小さな出っ張りの上に立って、どこかに掴めるところはないかなぁ?と見渡してみても、手が届く範囲内に掴めそうな出っ張りがない!なんてことがしばしばあるんです。

その状態からなんとか自力で抜け出せた時の達成感がいいのかな(^^ゞ。
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易しいルートをリードとセカンドで何本か登ったあと、⑪ルートと呼ばれる我々にはちょっと手強いルートを登りました。
Nさんがリードで登った後にボクも登って、トップロープ(説明は省略(^^ゞ)用のロープを設置して、安全に繰り返し練習ができるようにしました。

ロープを上にセットして、懸垂下降で下りました。
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絶対落ちないためのビレイ(命綱)をしっかりとっていれば、岩の上から身を乗り出しても平気です。
↓こういうカラビナ(リング状の金属製のギア)、スリング(紐状のわっか)、クライミングロープは、全て2t以上の強度があるので、人間一人がぶら下がるぐらいで壊れたり切れたりなんてことは絶対ありません。

メインロープはダイナミックロープと言ってゴムのようによく伸びるので、万一落ちてぶら下がったとしても、クライマーへの衝撃は僅かです。
バンジージャンプのゴムのロープのように伸びることで、衝撃を吸収してくれるんですね。

もしも、ワイヤーのような全く伸びないロープだと、50cmの落下でもかなり大きな衝撃がかかって腰を傷めたりするかもしれません。
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狭いテラスで懸垂下降の用意をする二人。


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懸垂下降するNさん。
ハチに襲われたりして、うっかり両手を放してしまっても落ちないように、マッシャー結びという方法でバックアップをとっています。

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Nさんが下まで降りたら、次はボクが懸垂下降します。

50mのロープを真ん中で折り返して2本にして使って少しだけ余ったので、高度差は23mぐらいだと思います。
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久しぶりの一の壁はスリルがあって面白かった!
寒くなる前にもう一度か二度ぐらい行きたいな。
トライアスロンのトレーニングもしないといけないし、忙しいね(^^ゞ。

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by piyopiyodesu | 2014-09-17 22:20 | ロッククライミング | Comments(8)  

御在所岳前尾根クライミング

 6月2日は、山友達のNさんと、久しぶりに三重県鈴鹿山脈の御在所岳でロッククライミングをしました。

6時に四日市市のNさん宅に着いて、Nさんのクルマに乗り合わせて御在所岳に向かいました。

御在所岳の裏道登山道を登り始めたら、数年前の洪水で流されてしまった日向(ひなた)小屋が再建されていました。

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ボクが初めてこの道を登った時は、既に日向小屋が流されてしまった後だったので、

「あそこに小屋があったんだよ。」

と聞いたことがあるだけだったんですけど、洪水で無茶苦茶に荒れてしまった川の治水工事が終わって小屋が再建されて良かったですね。


御在所岳にはロッククライミングできる場所が、初級コースから上級者コースまでいくつもあるんですけど、久しぶりなので、無理せず初級コースの前尾根を登りました。

登れなければロッククライミングになりませんからね(^^ゞ。

前尾根の一番下のP(ピーク)7です。
6人ぐらいのグループがいたので、少し待ちました。

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2人が交互にリード(先頭)とフォロー(二番手)を交代しながら登るマルチピッチというやり方なので、前回リードで登った場所はフォローで登り、フォローだった場所はリードで登るようにすれば、リードとフォローの両方が経験できてグッドです(^^ゞ。

ランニングビレイという中間支点を設置しながら登るリードの方が、緊張感があって難しいんです。
フォローはランニングビレイを回収していかないといけませんが、上からロープで吊られた状態で登るので、同じルートを登るのでもリードより気楽なんですよ。

P7はボクがリードで登り始めました。
テラスと呼ばれる足場が良くて、丈夫な支点が設置できるボルトがねじ込んである場所で、最初のピッチを切りました。

テラスに着いたらすぐに、メインロープを使ってセルフビレイ(自分の命綱)をとります。
これを怠ったことによる落下事故が多いんですよ。
慣れた頃が危ないんですよね。

オレンジ色のヘルメットがNさん。

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このクラック(割れ目)に沿って登ります。

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先客が登るのを待つ時間が無駄なので、少しルートをずらして、違うルートを登ったりもしました。
前尾根にはそんなサブルートがいくつかあるんです。

前尾根は全体的には初心者向きの優しいルートですが、サブルートの中の場所によっては、ほんの2m登るのに苦労するような所もあったりして楽しめました。
ここがそうです。

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ボクがリードで登って、Nさんをビレイしているところです。
上級者ならヒョイヒョイヒョイと登っちゃうのでしょうが、ボクにはなかなか手強かったです。
指先がほんのちょっと引っ掛かるぐらいのホールドに指と爪先を乗せて、びびりながら登るのはなかなかスリリングでおもしろいです。

ギアラックにぎっしりぶら下げたクライミングギアの数々。

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2人とも同じようなギアを持って行くから、こんなにいらないと言えばいらないんだけど、せっかく持ってるんだし(^^ゞ、足らないと困るし・・・・・と思ってついつい多く重くなっちゃうんですよね。
まあ、トレーニングだと思えばいいんですけどね。

クラック(岩の裂け目)に挟み込んで支点をとるカムというギアも、大小取り揃えています(^^ゞ。

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昼ご飯を食べて休憩した時に、高山植物イワカガミの写真を撮りました。
この花好きなんですよ。

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いろんなテクニックがあるんだけど、たまにしか登らないからなかなか身に付かないんですよね。
下から見たら簡単そうに見えても、背中に背負ったリュックが邪魔になったりして簡単には登れないこともままあります。

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一つのピークを登り終えて、次のピークの下まで移動しているところです。

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Nさんです。

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高所恐怖症だったのに、ロープでセルフビレイさえとってあれば、高い所でも全く平気になってしまいました。

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一番登り応えのあるP2ヤグラは、ルートが1本しかなくてかなり待ちそうだったので、パスしてP1(前尾根の最高地点)に登りました。

P1はロッククライミングじゃなくてスタスタ歩いて登れるピークです。

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ビレイをとってないのに、こんなことをしてはいけませんっていう見本です(^^ゞ。

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菰野町と四日市の街が霞んでいました。

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下山中からポツポツ雨が降り始めて、クルマまで下山した頃にはワイパーが必要なぐらいの雨になったので、P2ヤグラに登らずに早めに下山して良かったです。

新しくなった片岡温泉で汗を流して、ネギ大盛りうどんを食べて帰りました。

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ロードバイクとは全く関係ないネタですが、ロードバイクのためのトレーニングにもなっているんです(^^ゞ。

ポチっとしていただけたら嬉しいぴょーん(>_<)。

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by piyopiyodesu | 2013-06-05 07:39 | ロッククライミング | Comments(4)  

久しぶりに岩登り

 11月3日は、久しぶりに三重県の友人Nさんと一緒に、鈴鹿山脈の御在所岳の前尾根でロッククライミングをしてきました。

6:20に鈴鹿スカイラインのトンネル付近にある、御在所岳の裏道登山道の入り口付近で待ち合わせしました。

まだ朝早いというのに、おそらく紅葉を見に行くのでしょう、たくさんのクルマが次々と鈴鹿スカイラインを走っていきました。

この朝日を見ていい天気になりそうだ!と思ったんですけどねー(^^ゞ。

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数年前の大雨で小さな谷川が大氾濫して、両岸の土砂が流されて地形が変わってしまったそうです。
大きな石をせき止めるダムが完成しました。

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あのメッシュ?に引っ掛かる岩って相当デカイ岩ですよね。


前尾根の取り付き(登り始め)まで歩くのが結構しんどいんです。

久しぶりに山歩きしたら膝が痛くなりました。
心肺機能は向上しているので、息が切れることはないんですけどね。

重力に逆らって脚で全体重と重い荷物を支える登山は、自転車でペダルを回すよりずっと脚への負担が大きいようです。

まずはトップ(先頭)のNさんが、所々にランニングビレイと呼ばれる支点(アンカー)を設置しながら登っていきました。

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支点は誰かが設置した既存のハーケンやリングボルトからとることもあれば、ナチュラルプロテクションと言って、岩と岩の間の溝にナッツやカムを設置してとることもあります。
(カムは動画に映っているので、どんなモノだ?と思った方は動画を見てくださいねー(^^ゞ)

トップは支点のカラビナにロープを引っ掛けながら登ります。
下にいるビレイヤーはトップが登った分だけ少しづつロープを出します。

トップが万一落下しても、ビレイヤーがロープの流れをしっかり止めてくれれば、最後に設置した支点にぶら下がるだけで、下まで落下することはありません。

普通はね(^^ゞ。

トップが足場のいい所まで登ったら、御在所岳の場合はたいていこんなステンレス製の信頼できる支点が設置してあるので、ここから自分のセルフビレイをとって、絶対落ちないように自分の安全を確保してから、下にいるフォロー(セカンドとも言う、トップが登っている時はビレイヤーだった人)に登ってきてもいいよと合図します。

フォローは、トップが設置したランニングビレイを回収しながら登ります。
上からロープで吊られた状態で登るので安全です。

トップが失敗しなければね(^^ゞ。

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普通はここでトップとフォローが入れ替わって、交互に先頭と二番手を交代しながら登ります。


前尾根はもう何度か登っているので、いつもと違うルートを登ってみました。
チムニーと呼ばれる体がすっぽり入るぐらいの岩と岩の隙間を登りました。

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背中と手足を岩壁に押し付けて少しづつズリ上がるようにして登るのですが、ボクが着ていたナイロン製のウェアは背中の摩擦係数μが低くて滑って登れず、先にNさんに登ってもらいました。
ただ下手なだけなんですけど、認めたくないんです(^^ゞ。
悪いのは滑るウェアなんです(^^ゞ。

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昨夜雨が降ったようで、楽勝そうに見える所も結構滑ってなかなかスリリングで面白い。

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下でボクをビレイしてくれているNさん。
Nさんは足場のいい場所にいますが、万一ボクが落ちたらロープにかなりの衝撃がかかって引っ張られるので、転倒したり岩に叩き付けられたりしないように、側にある木からセルフビレイをとっています。

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ボクのハーネス(安全ベルト)にぶら下げたガチャ(ギア)が写っています。
ちゃんと整理してどこに何をぶら下げたかを覚えておかないと、岩壁の途中でアレが無いコレが無い!と慌てることになります(^^ゞ。
よくあります(^^ゞ。

こんな尖った岩にスリングを掛けて支点にすることもあります。

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登っている最中はビレイの手を放せないので、足場のいい安全な場所で「写真撮りますよ~」と声を掛け合って互いの写真を撮ります。
Nさんもカメラ好き写真好きなのでいいコンビです。

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これはP(ピーク)3を登っているところかな?

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厚い雲に空が覆われて強風が吹き始め、気温が一気に下がりました。

一応寒い時に備えたウェアで来ていたのですが、寒くて震えるようになりました。
基本的に素手で登るので、手がかじかんでしまって、岩を掴んでいる感覚が鈍くなってきました。

こうなると集中力も散漫になるし、気力もなくなって危険なので、P2ヤグラとP1には登らずにさっさと下山することにしました(^^ゞ。

寒かったなぁ(>_<)。
雪でも降ってきそうなぐらい寒かったです。
やっぱり山を甘くみてはいけませんね。
いつもこんなこと書いてるような気がするなぁ(^^ゞ。

油断できない危険な下山道(道ではないねアレは)を降りて、一般登山客のいる裏道登山道まで降りてきたら風もおさまって気温も上がって前尾根の寒さがウソのようでした。

昼過ぎには藤内小屋まで下りてきちゃった(^^ゞ。

まっ、こんな日もあるでしょう(^^ゞ。

動画です。
よかったら見てくださいね!




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by piyopiyodesu | 2012-11-06 12:28 | ロッククライミング | Comments(6)  

御在所岳前尾根クライミング

昨日の9月2日に、Nさんと鈴鹿山脈の御在所岳の前尾根でロッククライミングしてきました。
自転車ネタでなくてすみません(^^ゞ。

ロッククライミングは基本的に、1本のロープの両端を互いのハーネス(安全ベルト)に結び合った2人で登るものなんです。
一人が登る時は、万一落ちてもロープにぶら下がるだけですぐに止まるように、もう一人がビレイ(ロープを確保すること)して交互に登ります。
互いの命を預けあうスポーツなので、より難易度の高いルートにチャレンジしようとするならば、2人してレベルを上げていく必要があるわけです。

そういうわけで、次の日曜日はロードバイクに乗ろうかなぁと思っていても、前尾根でクライミングしようと誘われたら断れなくて、ついついフラフラ~っとそっちになびいちゃうんですよ(^^ゞ。

どっちも楽しいから困っちゃうんですけどね(^^ゞ。

昨夜たまたま子供が見ていたテレビで、マユゲが太いイモトがマッターホルンに登るトレーニングとして剱岳の源次郎尾根に登っていましたね。
あれと似たようなことをしてきたわけです。




前尾根は前回ガイドさんと一緒に登った中尾根よりは易しいですが、ルートの取り方によって難易度は変わります。
我々はほぼ正面の比較的易しいルートを登りました。

尾根の最下部の登り始めがP(ピーク)7で最高部がP1ですが、P1は離れたところにあるので、P2ヤグラまで登りました。
下から見るといかにもヤグラのような形と模様をしているんです。

2人で交互にリード(先頭)とフォロー(2番手)を交代しながらツルベ方式で登りました。

これは、何番目だったかのピークを登ってくるNさんです。

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一の壁がよく見えました。

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これは前回登った中尾根です。

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ここは何番目のピークだったかな(^^ゞ。
似たような岩場ばっかりなので、なかなか覚えられません(^^ゞ。
既に脳細胞が生きていくのに必要のないことは受け付けなくなってきてるんだわー(>_<)。

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ロープが大きく屈曲しているので、引き上げるのがタイヘンです。
摩擦が大きくなりますからね。
これは悪い見本ですね(^^ゞ。

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登るにつれて、前回登った中尾根を見下ろすようになりました。
中尾根のP4、P3ツルム(岩頭)、P2オニギリ、P1の形がよくわかります。

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一の壁と中尾根が写ってます。

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左が前尾根のP2ヤグラで、右がP3です。
ねっ、ヤグラみたいに見えるでしょ!?

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P2ヤグラは右側面のクラック(溝)に沿って登りました。
昨夜の雨で濡れた溝の中がまだ乾いてない上に、溝の奥は常にジメジメしているのでツルツル滑ってしっかりホールドできないので、なかなかスリルに溢れたクライミングになりました。

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前尾根は人気のルートでいつも混んでいるので、渋滞を避けるために早い時間に登り始めました。
鈴鹿スカイラインに面した登山口を6時半に出発して、途中で1グループを追い抜いたので、1番手で登り始めることができ、昼前にはP2ヤグラまで登りきりました。

下山するにはまだ時間が早かったので、一の壁に寄って2ルートと呼ばれる比較的易しいルートを2本登って帰りました。

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下山中に見た前尾根です。
あんな岩の上を登っていたんだなぁ。

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Nさんが撮ってくれたボクの写真です。
P2ヤグラからは懸垂下降で降りました。
これは降下途中ですね。
うっかり手を放してもズルズル落ちないように、ATCガイドに加えてマッシャー結びでバックアップをとっているので手を放しても落ちません(たぶん(^^ゞ)。
それでも安全のために、不必要な手放しはしません。
左手でピースしてますが、右手はしっかりロープを掴んでいます。
死にたくないですからね(^^ゞ。

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これから登りまーす。

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登ってきていいよー。

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登ってる途中です。
足場のいい所で写真を撮り合いしました。

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岩の間にヌンチャクという器具を落っことしてしまって、取りに降りて登ってきたところを激写されてしまいました。
取りに行けるところで良かったです(^^ゞ。

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ほぼ1日中うす曇りで、涼しくて快適なクライミングができました。
9月の声を聞いた途端、朝夕夜は急に涼しくなってきてちょっと寂しい気もしないではないですが、過ごしやすくなりましたね。
8月中は暑過ぎてあまり遊べなかった分、9月は貪欲に遊ぼうと思っています(^^ゞ(^^ゞ。


あれだけ遊んでおいてまだ遊び足らんのか!と思った方も、よかったらポチっとしてくださいねー(^^ゞ。
まだ遊び足らないんです~(^^ゞ。

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by piyopiyodesu | 2012-09-03 14:06 | ロッククライミング | Comments(4)  

安全にロッククライミングするために

 昨日5月27日は、いつも一緒に山登りするNさんと2人で、いつもお世話になっている国際山岳ガイドのMさんのクライミングレッスンを受けてきました。
鈴鹿山脈の人気の山、御在所岳の一の壁と呼ばれる岩壁です。

Mさんにはこれまでにも何度かガイドをお願いしています。
最近では、4月29~30日の連休に、北アルプスの白馬岳の主稜線を一緒に登っています。
その時のことは、『白馬岳主稜線』というタイトルでブログに書いていますので、まだ読んでない方はぜひ読んでみてくださいね。




昨日のレッスンでは、ボクとNさんの希望で、上手に登ることよりも、クライミング中に予期せぬトラブルが生じた時の、解決法を教えていただきました。

登り方は、経験を重ねるうちに必ず上達してきます。
上達の早い遅いには個人差はあるけれど、やってりゃ誰だって上手くなっていくはずです。
しかし、トラブルに対する対処法はきちんと学ばないと身に付かないと思うんです。

本で読んで知識としては知っていても、一度も実践したことがない知識は無いよりはマシでしょうが、恐らくいざと言う時には役には立たないでしょう。

下手すればパートナーだけでなく自分も死んでしまうか、大怪我をするかもしれないような状況で、一か八かでいい加減なことは試せませんよね。
自信を持って使えるテクニックでなければ怖いですよね。

つい先日も、一の壁のすぐ隣の前尾根を3人グループで登っていたうちの一人が落ちて、何箇所か骨折してヘリで運ばれたそうです。
今日、現場検証をしたはずです。
万一ビレイヤーに重大な過失があれば、民事責任だけでなく刑事責任を問われることにもなりかねません。

<これが前尾根>
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<大勢のクライマーが登っていました>
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トラブルに遭遇しても自分達で安全に問題を解決し、登れなくてもいいから無事に下山する技術というのは、クライミングが上手いことより遥かに大切なことだと思っています。

同じ考え方のNさんをパートナーに持つことに感謝ですね。

<藤内小屋では、年中飲み物が冷やしてある>
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<ゴロ石だらけの北沢を歩くNさんとMさん>
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<御在所岳の藤内壁が見えてきた>
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<クライミング専用シューズ>
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クライミングは普通、2人一組で登ることが多いのです。
3人でも4人でも登れますが、誰かがクライミング中は基本的にクライマーとビレイヤーの1対1で登ります。
残りは見ているだけになります。
(ビレイヤーにそれなりの技術と経験があれば、一人のビレイヤーで同時に2人のクライマーをビレイすることもあります)

最初に登るリードあるいはトップと呼ばれる人は、後から登るセカンドと呼ばれるパートナーにビレイしてもらいながら、所々にランニングビレイと呼ばれる命綱を掛けるための支点を設置しながら登ります。

リードが足場の良い(とは限らないですが)テラスまで登ったら、セカンドはリードにビレイしてもらいながら、リードが設置したランニングビレイを回収しつつ、同じ場所まで登ります。

これを繰り返しながら、上へ上へと登って行くのです。
リードとセカンドが入れ替わることもあります。

昨日はまず、セカンドが登っている最中に、セカンドがロープにぶら下がってしまって上にも下にも移動できなくなってしまった状態から、セカンドを安全な場所まで下ろす方法を教わりました。

セカンドが落石を受けて意識を失ったとか、オーバーハングした岩壁を登っている時に手足が岩壁から離れて完全に宙吊りになったとか、難しいルートのため途中でギブアップとか、寝不足でクライミング中に寝てしまった場合などが考えられますね(^^ゞ。

次に、自分がロープに宙吊りになってしまった場合に、尺取虫のように少しづつロープを登って、安全な場所まで移動する自己脱出の方法をおそわりました。

<自己脱出の練習中のNさん>
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<自己脱出時のシステム>
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さらに、ロープの結び方や、支点の取り方、トップロープで登って最後に何も残置しないで回収して下山する方法も教わりました。

先に登ったボクのビレイで登ってくるNさん。
ボクの足が写っています。

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<前尾根からは、掛け声を掛けあう声がひっきりなしに聞こえていました>
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<岩にぶら下がって何やら練習中のようです>
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せっかく覚えても、しょっちゅう使うテクニックではないので、すぐに忘れちゃうんですよねー(^^ゞ。
忘れないうちに繰り返し使って身に付けちゃえばいいんですけどね。
そう思って昨夜はテーブルの脚を支点代わりにして、ロープの結び方なんかを復習してみました(^^ゞ。

次の日曜日にはNさんと2人で御在所岳に登って、習ったことを復習したり、2人の息を合わせる練習をする予定です。
ロードバイクに乗る時間が少なくなってしまうので、木曜日に長距離を走ろうと思っています。



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by piyopiyodesu | 2012-09-01 21:19 | ロッククライミング | Comments(0)  

御在所岳の中尾根クライミング

 これは2012年8月26日の出来事です。

毎度おなじみのNさんと2人で、いつもお世話になっている国際山岳ガイドのMさんの案内で、鈴鹿山脈の御在所岳の中尾根でロッククライミングをしてきました。

御在所岳の藤内壁は、ビギナーからベテランまでが遊べる岩壁の宝庫で、前尾根や一の壁の易しいルートは何度か登ったことがあるのですが、中尾根はクラック(岩の溝)に沿って登る難しいルートで、ボクもNさんも初めてなので、安全のためにMさんにガイドをお願いしたのです。

御在所岳の裏道登山道です。
藤内(とうない)小屋までに何度か沢を渡ります。

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この裏道登山道の登山口は、鈴鹿スカイラインというドライブウェイに面していて、クルマやオートバイだけでなくロードバイクの方もよく見かけます。
坂好きな方には面白そうな走り応えのある峠道です。
ボクは坂は嫌いですが、いつか青空号で走ってみたいと思ってはいるのですが、いつになるやら・・・・・(^^ゞ。


もう何度この登山道を歩いたことか。
ペースが速いので結構しんどいのです。

一の壁から見た中尾根です。

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こんなルートで、P(ピーク)4からP2まで登りました。

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人気の一の壁には既に何グループか登っていました。

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中尾根のP4はクラック(溝)のルートです。
この溝に沿って登りゃいいんだから簡単じゃん!と思っていましたが、さにあらず。
溝はあっても掴むところは少なく、おまけに溝内の岩が濡れていることもあって、ヒヤヒヤドキドキのクライミングでした。

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ロープを2本引いてスイスイ登っていくMさん。

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P4を二つに区切って2ピッチで登りました。

P4のクラックで停滞しているボクです(^^ゞ。

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P4の2ピッチ目を登りきってクラックから出てきたNさん。

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これはどこだったかな?(^^ゞ。

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中尾根のP4から見た前尾根。
何人も登っているのが見えました。

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P4からP3とP4の間のコルへは、短い距離を懸垂下降で降りました。
懸垂下降中のボク。

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P3は一の壁から見たらモアイ像みたいな形をしています。
こういうのをツルム(岩頭)と呼ぶそです。

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P3の登り。

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P3のツルムは一の壁をはるか下に見下ろすような高さです。

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P3からP2とP3の間のコル(ツルムのコル)へも、懸垂下降で降りました。

P2の取っ掛かりは岩が崩れて登れないので、先日練習したアブミを使って人工登攀で登りました。

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P2の2ピッチ目を登るNさん。

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P2は短く切って3ピッチで登りました。
P2のピーク(頂上)は三角形の形をしていて、オニギリと呼ばれています。

オニギリに向けて苦闘中のボク(^^ゞ。
体が硬いので足が上がらない(>_<)。

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P2の途中から見た、さっき登ったばっかりのP3ツルム。

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オニギリ(P2の頂上)から見たP3ツルム(左)と、一の壁(中央右)と北沢と藤内小屋。
高けぇ~(>_<)。
こわぁ~(^^ゞ。

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ここから45mを懸垂下降(ロープにぶら下がって降りる)しました。

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慣れとは恐ろしいもので、高所恐怖症だったはずのボクだけど、平気になりました。
楽しいぐらいです(^^ゞ。
楽しくなけりゃこんなとこに来ないわなぁ(^^ゞ。
誤まって落ちてもロープにぶら下がるだけですぐ止まるという安全なシステムと器材に自信があるから安心していられるのです。

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下降前のボク。

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一の壁まで戻ってきましたがまだ時間が早かったので、一の壁の「右トラバース」というルートを1本登りました。

リードで登るMさん。

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続いて登るボク。

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登攀中のNさん。

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テラスまで登ってきたNさん。
テラスったって足の幅ぐらいしかないんですけどね(^^ゞ。

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小さいホールドが続くところがあって難しかったです。
1cmないぐらいの出っ張りに指先とつま先を乗せて登るのは怖いのだ(>_<)。
一箇所だけでもガバ(しっかり掴めるホールド)があると安心なんだけど。

こわごわ乗せていた右足がツルっと滑った瞬間、落ちはしなかったけど「うわぁっ!」とみっともない声を出してしまいました(^^ゞ。
かっこわる~(^^ゞ。

ボクは初めて登るルートだと思っていましたが、Mさんが言うには一度登ったことがあるよと。
覚えとかなあかん!と。
い~や初めて登ったルートです!

デジカメのSDカードの容量不足で、動画をいくつか消去しなければならなかったのと、画質を落としたので出来の悪い動画になってしまいましたがよかったら見てくださいね。



なかなか面白そうだ!と思った方、ポチっとしていただけたら嬉しいです。

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by piyopiyodesu | 2012-08-27 22:28 | ロッククライミング | Comments(10)  

人工登攀

 これは、2012年7月16日の出来事です。
山仲間のNさんと、鈴鹿山脈の御在所岳の一の壁と呼ばれる岩壁で、ロッククライミングをしました。

お盆休みに、2人でちょっと難易度の高い(我々二人にとっては)ルートを登る予定なので、そのためのトレーニングでした。

クライミング中に、どうしても登れなくなった時に、アブミという短い縄梯子みたいなツールを二つ使って、少しづつ登っていく練習をしました。

まずは、ウォーミングアップとして、『2ルート』と呼ばれるルートと、『左ルート』と呼ばれるルートを普通に登りました。
濃い霧で岩壁が濡れているので、滑ってスリリングでした。

<2ルートを登るNさん>
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<他のグループの人達>
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ロッククライミングでは基本的に『登る』ことに道具を使いません。
使うのはロッククライミング専用シューズと、滑り止めのチョークの粉ぐらいです。

ロープや、ガチャと呼ばれるジャラジャラたくさん身に付けたツールは、『登る』ために使うのではなく、万一落ちた時に『落下を止める』ための道具なんです。
ロープにしがみついて登るわけではないんですね。

しかし、手や足を掛ける所がなくて、どうしてもこれ以上登るのは無理!、かと言って降りることも無理!、という時に、前述のアブミを使う必要が出てくるんです。
上にも下にも進めないなんてことになったら、そこで暮らさないといけなくなりますからね。
通勤もそこからになりますね(^^ゞ。
(やっと登れるレベルのルートを降りるなんて数倍難しいのです)

岩壁にしがみついたまま暮らさなくてもいいように(^^ゞ、何が何でも登り切るためにアブミの使い方を身に付けておく必要があると考えたわけです。

ツールを岩壁にいくつか残置して帰るつもりなら、降りる(降ろしてもらう)方法はあるにはあるんですけどね。
そういうのは敗退と言って、できれば避けたいことなんですね(^^ゞ。

『登る』のに、自分の手足以外のツールを使うことを人工登攀と言います。

<アブミを使って人工登攀中のボク>
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黄色と赤色の二つのアブミを使っています。
この岩壁は人工登攀練習用に数メートルおきに支点が設置してあるので、支点にカラビナで黄色いアブミを掛けて、そのアブミを登ったら赤いアブミを上の支点に掛けて、赤いアブミに移ったら下の黄色いアブミを外して、もうひとつ上の支点に掛ける・・・・これの繰り返しで上へ上へ尺取り虫のように進むわけです。

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アブミは紐でできていてフニャフニャなので、硬いハシゴみたいに簡単には登れないのと、バランスをとるのがすごく難しいんです。
ヘンな姿勢でしがみつくように乗っていたら、すぐに手足がくたびれて、身動きとれなくなってしまうので、できるだけバランスをとって、余計な力を使わないように楽チンに登る必要があるんです。

見てると簡単そうに見えるけど、やってみたらかなーり難しいのだ。
経験があるのとないのとでは月とスッポンぐらいの差があるやろなぁ。

これは、赤いアブミに左足で乗って、黄色いアブミのカラビナを上の支点に掛けようとして手を伸ばしているところですが、次の支点が遠くてなかなか手が届かなくて必死になっているところです。
赤いアブミのできるだけ上の段に乗って、曲げている左脚を一気に伸ばしてアブミに立つようにしないと手が届かないのですが、前日のロングライドの疲れが残っていて、立てなかったんです。
ここで随分時間がかかってしまってクッタクタになっちゃいました(>_<)。
時間がかかればかかるほど、余計疲れて立てないんですよね。

昨日はトップロープと言って、上からロープで吊られた状態で(落ちないために)練習したので、ロープで数㎝引っ張り上げてもらってやっと届きました(^^ゞ。
そのさらに上の難しい所は、意外とあっさり自力で登れたんですけどね。
(ちょっと名誉のために書いときます(^^ゞ 見栄張りなもので(^^ゞ)

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これは、レスト(休憩)の基本的な姿勢です。
この姿勢なら(あまり(^^ゞ)疲れません。
この姿勢を覚えるのがまた一苦労だったりするんです(>_<)。

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下界はかなり暑かったようですが、御在所岳は一日中厚い雲に覆われて涼しかったです。
だけど、湿度が高くて、じっとしていたら涼しいんだけど、岩にしがみついてヒィハァヒィハァ言ってたら汗まみれになってしまいました。
自転車に乗っても岩に乗ってもヒィハァヒィハァ言いまくってますね(^^ゞ。

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下山途中にある『兎の耳』と呼ばれる岩壁で、Nさんはさらに一登りしました。
ボクは疲れ果てて寝てました(^^ゞ。

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難易度の高いクラック(岩の割れ目)のルートを登るNさん。

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トップロープなので、滑って落ちてもぶら下がるだけです。

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もうちょっと!
よっこいしょっと(^^ゞ。

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ロッククライミングもなかなか楽しそうだな!と思った方、ポチっとしていただけたら嬉しいです。
ロッククライミングの前日に180KMも走るなんてアホちゃうか!と思った方、ボクもそう思います(^^ゞ。
だからポチっとしてください(^^ゞ。

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by piyopiyodesu | 2012-07-17 08:20 | ロッククライミング | Comments(4)  

御在所岳の一の壁でドライツーリング

これは2012年4月1日の出来事です。

先週に続いて、ロードバイクと登山の友人でもあり先輩でもあるNさんと2人で、プロのガイドさんと一緒に、御在所岳の一の壁でドライツーリングをしてきました。

先週登ったのは御在所岳の藤内(とうない)壁の前尾根と呼ばれる尾根ルートで、今回登ったのは同じ藤内壁の一の壁(いちのかべ)と呼ばれる岩壁です。

先週の様子は3月25日に『御在所岳でドライツーリング』というタイトルでブログに書いてありますので、まだでしたら先にそちらを読んでみてくださいね。
ドライツーリングって何?ってことも書いてありますからね。

前尾根に比べると、一の壁の方が垂直に近く、手掛かり足掛かりになるホールドが少なく小さいので、難易度は断然高いです。

まずは、御在所岳の裏道登山道を30分程歩いて藤内(とうない)小屋に着きました。
なんだか素朴な小屋です。

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小屋の前の掲示板に、この日登った一の壁のルート図がありました。
こんなにたくさんのルートがあるんだな。
ボクが登ったことがあるのは、6ルートだけです。

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巨大な石がゴロゴロしている北沢を登って行くと、一の壁が見えてきましたよ。

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前夜は氷点下まで気温が下がったらしく、所々凍っていて、不注意に氷を踏むと滑って危ない状態でした。
たとえ数mの滑落でも、死ぬことはなくても無傷では済まないでしょう。

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ドライツーリング中はロープでビレイをとるので、足を滑らせて落ちたとしても、せいぜいちょっと
擦りむくぐらいですむでしょうが、ロープを使っていない登山中に脚を滑らせたら、ひどければ
骨折するかもしれないし、骨折しなくても捻挫とかひどい裂傷や打撲で歩けなくなってしまうかもしれません。
こういう場所こそ要注意なんですね。

一の壁の下に着きました。
先週ほどではなかったですが、雪が舞う冬らしい天気で、先週同様厳しい条件で有意義なトレーニングができました。

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もう4月だと言うのに、壁の一部は凍ってました。

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まさか2週連続で雪に降られるとは思わなかったなぁ。
薄手の手袋しか持ってなかったので、手がかじかんでかじかんでタイヘンでした。

特に岩登り中は手を上げているので、指先が貧血状態になって余計にかじかんでしまうんですね。
朝のうちは冷たいのを通り越して痛いぐらいでした。

先週登った前尾根です。

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時々雲が切れて陽が差すこともありましたが、おっ、やっと晴れるのかなと思ってもすぐに曇って風交じりの雪が降ってきました。
ガスで煙る前尾根です。

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まずは、ガイドのMさんがトップで登って、上のテラスにアンカーを設置してくれました。

続いてNさんとボクが、①アイスアックスを両手に2本持って、②片手にアイスアックスを1本持って、③アイスアックスは持たずに、の3通りの方法で登りました。

登って行くNさん。

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前尾根にも何人か登っている人が見えました。

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上のテラスまで登ったら、懸垂下降で降りました。
降りてくるNさん。

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アンカーを設置している上のテラスまで登ってきたNさん。
テラスというのは岩壁上で、一人が立てるぐらいに広くなっている場所のことで、数人が立てるぐらい広い場所はベランダと呼ばれます。

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登ったらすぐに落っこちないようにセルフビレイをとります。

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万一手を放しても落ちないようにバックアップをとって、下降を始めるNさん。

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ロープに体重を掛けて、岩壁を歩くようにして下降中のNさんです。

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テラスと言っても幅30cmぐらいしかありません。

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ガイドさんが岩にボルトをねじ込んで設置した、頑丈なアンカーからセルフビレイ(命綱)をとっているので、絶対落ちないので怖くありません。

えらそうなことを書きましたが、慣れるまではすっごく怖いです。
おしっこちびりそうになります(^^ゞ。
キンタ●が縮みあがる感じがします(^^ゞ。

休憩と昼食をはさんで、午後はもっと難易度の高いルートを2本登りました。
登ってくるボク(下の方の黄色いヘルメット)のビレイをするガイドのMさんの足。
これがテラスです。

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余裕ですね。

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いつになく真剣な表情で登っているボク。

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それもそのはず。
難しいのです。

1cm程の岩のくぼみや出っ張りにアイゼンの爪とアイスアックスを引っ掛けて登るのですが、素手や薄いクライミングシューズに比べると、どれぐらいしっかり引っ掛かっているかが分かりにくいので、かなり怖いのです。
おまけに、くぼみやでっぱりが全然ない場所もあるんです。

結局登れたのだから、引っ掛けるくぼみが無いことは無いんでしょうが、どこに掛けりゃいいの?と悩んで立ち往生することが何度かありました。
先週の前尾根よりも断然傾斜がきついので、非常にスリリングでした。

ボクもNさんも仲良く1回づつ落ちました(^^ゞ。
落ちると言っても上からロープで吊られているので、せいぜい1mか多くても2mぐらいしか落ちないのですが、あ!落ちる!と思った瞬間の恐怖は言葉では言い表せないですね。
病み付きになりそうです(^^ゞ。

Nさんが写真を撮ってくれているのに気付いて、無理して笑ってみました。
このメガネは調光レンズで、クリアーな時は上品なんだけど、紫外線が当って黒くなるとチンピラみたいやな。

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経験値がまた上がりました。


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by piyopiyodesu | 2012-04-20 21:57 | ロッククライミング | Comments(5)  

御在所岳でドライツーリング

これは2012年3月25日の出来事です。

鈴鹿山脈の御在所岳の藤内壁の前尾根(長いな~(^^ゞ)で、ドライツーリングしました。
ロードバイクの先輩でもあり、いつも一緒に山登りする友人のNさんと一緒でした。

ドライツーリングって何じゃ?

水分を一切補給せずに、脱水症状が出るギリギリまで我慢して、乾ききって失神する寸前までバイクで走り続ける究極のトレーニングです・・・・そんなわけないよねー、アハハハー005.gif

簡単に言えば、雪山に登る装備で雪の無い山に登ることです。

雪山に登る時は、靴にはアイゼンという滑り止めを着けて、手にはピッケルを持ちます。

これがアイゼンね。

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これが氷の壁用のピッケル(アイスアックス)です。

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雪が無い山に登るのに、どうしてアイゼンとピッケルを使うのだ?
それはトレーニングのためなんです。

これは、昨年5月に北アルプスの涸沢岳から北方向を撮った写真です。

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手前から順に、北穂高岳、大キレット、南岳、中岳、大喰岳、そして槍ヶ岳へと3000m級の山々が連なっています。

雪が付いて白く見える所もあれば、雪が殆ど付いてなくて黒く見える所もありますね。
傾斜がきつかったり、風の通り道になる場所では雪が付かないんです。

こういう季節にこういう所を縦走しようとすれば、アイゼンを着けたままで雪が無い所も歩かなければなりません。
時にはロッククライミング並みの垂直に近い壁も登らないといけないこともあります。
そのためのトレーニングなんです。

雪が付いてないと言っても岩は凍っていますから、アイゼンを外しちゃうとツルツル滑ってとても歩けたものではありません。
アイゼンを着けたままで歩きにくい岩の上を歩いたり、凍った岩壁をよじ登る技術がどうしても必要になるんですね。


3月25日の御在所岳は、もう春分の日も過ぎたというのに雪が降り続いて、本番さながらのトレーニングができて嬉しかったなぁ007.gif

まさか雪が降るとは思わなかったので、ちょっと薄着で行ったら寒かったです002.gif
それでも、用心して余分にアンダーウェアを持っていたのでなんとか一日乗り切ることができましたが、もう少し気温が低かったらかなりきつかったのではないかと思います。
やっぱり山を侮ってはいけませんね。
少々荷物が増えて重くなっても、悪天候に対処できる装備で行かなければ・・・と思い直した一日でした。
寒いから帰りましょうとは言えませんからね。

最初に登って行くガイドさんのビレイをとっているところ。
万一ガイドさんが落ちても、下まで落ちずにすぐ止まるように、ロープを少しづつ出します。

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先に登ったガイドさんが上のアンカーでビレイをとって、ボクに登っておいでと言うのを待っているところ。

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アイゼンやピッケルの爪を引っ掛けて登りゃいいのだから、簡単じゃないのか?という気もしてましたが、これがなかなか難しいのです。
1cmあるかないかという小さなくぼみにアイゼンとピッケルの爪を引っ掛けて登るのですが、ちょっと角度が変わるとすぐに外れそうになるし、分厚い雪山用の靴と手袋を履いているので、どれぐらいしっかり引っ掛かっているかの感覚が掴みにくいんです。
さらにこの日は、前夜に降った雪のせいで、どこにくぼみがあるのかがよくわかりませんでした。
ヒヤヒヤドキドキものです。

落ちたとしても、上からロープで吊られているので、落下距離はせいぜい1m+ロープの伸びぐらいなんですけど、できれば落ちずに登りたいし、分かっていても落ちるのは怖いものです。
と言いながら、2回落ちました(爆)。

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ロープ1本分の距離を1ピッチと言います。
1ピッチの登攀を何度か繰り返して(これをマルチピッチと言います)、頂上近くまで登りましたが、先行のグループがいて待ち時間が長くなるようだったので、頂上まであと2ピッチを残したところから下山しました。

雪が積もった急斜面の道を歩いて降りるのは登る以上に危険なので、懸垂下降と言ってロープにぶら下がって降りました。

これから降りるところです。
懸垂下降用の器具を使いますが、それとは別に、万一手を放してもズルズル落ちてしまうことがないように、バックアップをとっています。

鼻水を垂れているように見えますが、鼻水ではなく雪です。
鼻水ではありません。雪なんです008.gif

だから、鼻水じゃないと言ってるじゃないですか!
雪だと言ったら雪なんです033.gif

誤解のないようにお願いします042.gif

ボクもNさんもカメラを忘れたので、Nさんのアイフォンで撮ってもらった写真です。

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懸垂下降中です。

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初めてのドライツーリングで緊張の連続でしたが(ウソっ、ボクはほとんど緊張しません(^^ゞ)、たいへん優意義なトレーニングができましたね。
トレーニングと思わず、一つの遊び方と考えてもなかなかスリリングで面白いと思いましたよ。

ぴよぴよさんの経験値が上がりました043.gif


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by piyopiyodesu | 2012-04-03 08:41 | ロッククライミング | Comments(2)