素晴らしい大山 1
その右(南東)側にある尖った山は、大山より200mほど低い烏ヶ山(からすがせん)です。
この時はよく晴れていました。
大山の麓の米子市や大山町や伯耆町の天気予報では、朝のうちは曇りで、10時~15時ぐらいが晴れで、その後はまた曇りということだったので、昼前に山頂に着くぐらいのつもりでした。
南側はあんなに晴れていたのに、北側に周り込んだらこんなんでした。
まっ、1月の大山はだいたいこれが普通ですね。(たぶん(^^ゞ)
大山登山にヘルメットなんて無くてもいいんだけどね、元日の未明に六甲山に登っていた男子大学生が亡くなる事故があったんですよ。
ボクは行ったことはないんですけど、ロックガーデンと呼ばれる岩場で亡くなっているのを、別の男子大学生に発見されたとニュースになっていました。
こういうことがあるとね、やっぱりドタマは大切だよなぁ、手足を捻挫しても擦り剥いても骨折しても死にはしないけど、頭ぶつけたら死ぬかもしれないよなぁ・・・・と思って、折角持っているのだから使いました。
安心だし、暖かいしね。
下山が遅れて日が暮れたら・・・・と思ってヘッドライト、吹雪かれたら・・・・と思ってバラクラバ(目出し帽)にゴーグル、万一遭難して予期せぬ緊急ビバークすることになった時に備えて、ツェルト(簡易テント)と保温用の銀シートと多目の食料とダウンジャケット、手袋が風で飛ばされた時に備えて予備の手袋・・・・等々、余計じゃないけど余計なモノをたくさん持って行ったので、日帰り登山なのにそこそこの荷物になりました。
まっ、トレーニングと思えばいいんだけどね(^^ゞ。
山頂付近はずっと濃いガスに隠れて全く見えませんでしたが、予報通りなら昼前には晴れてくるハズだと思っていました。
早朝から登った人が次々と下りてくるので、山頂はどうでしたか?って聞いたら、何も見えませんでしたって(^^ゞ。
お互い、見たことがある人だなぁと思って、すぐにわかりました(^^ゞ。
早速FBでお友達になってもらいました(^^ゞ。
近くを登っていた若い人が、「何にも見えませんね。」と話しかけてこられたので、「いやいや、予報では昼前には晴れるハズだから、まだわかりませんよ。」と言って、ひたすら登り続けました。
視界が効く時はいいんだけど、吹雪いてホワイトアウトすると、真っ白けでな~んにも見えなくなって、自分の居場所さえわからなくなって、高い方へ高い方へ歩くとルートを誤って雪庇を踏み抜いて滑落したり、低い方へ低い方へ歩くと、見当違いな雪深い所へ迷い込んで身動きとれなくなって低体温症になって凍死とかね、大山に何度も登っている人でも何人も亡くなっているんですよ。
目印としてこんな細い棒が20~30m毎に立ててあります。
何年か前は竹竿と赤布の旗だったんだけど、耐久性が無いから簡単な棒に変わったのかな。
悪天候で次の棒が見えないような時は、おとなしく撤退するのがいいと思う。
簡単には消えそうにないしっかりした踏み跡があればいいけど、サラサラ雪だと消えるかもしれないもんね。
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by piyopiyodesu | 2018-01-15 22:25 | 登山 | Comments(0)