体育の日の連休に、カヤックで川下りして遊ぶか山登りして遊ぶか迷った末、山に行くことにしました(^^ゞ。
川は日帰りで十分遊べるので、せっかくの連休は連休でしかできないことをしようと思ったんですね。
しかし、土曜が仕事なので、連休と言っても二日だけで、あまり遠くには行けません。
どこへ行くか?
この時期、日本アルプスは紅葉が美しいので、人気の山はどこも人が多いんですよね。
一泊二日で登れて、できればあまり人がいない所で、登り応えがあって、大きな達成感と満足感が味わえて、山頂からの景色も素晴らしい・・・・・な~んて条件を付けていくとですね、もう限られてくるんですよね。
ほんじゃまぁ、久しぶりに北鎌尾根を登ってみるか!ってことであっさり決まりました(^^ゞ。
北鎌尾根から槍ヶ岳に登る人は、たぶん、多くても一日に10人ほどでしょうし、北アルプスの南部は比較的近いし、大きな達成感と満足感は間違いなく味わえるし、満腹になるな(^^ゞ、条件にピッタシ(^^ゞ。
7日の土曜日は3時前に帰宅して、まずはよく眠れるように13kmジョギングしました(^^ゞ。
最近は、特別疲れている時以外は、だいたい毎日10km、休みの日は+10kmぐらい走るようにしています。
4時間半ぐっすり寝て、夜中に出発しました。
前回、北鎌尾根から槍ヶ岳に登った時に知っている範囲で詳しく(そうでもないか(^^ゞ)書いてるので、今回は端折ってます(^^ゞ。
↓まだ読んでない方は、お暇な時にでもぜひ読んでみてくださいね~。
動画もありますよ~(^^ゞ。
それからね、ウソは書いてないですが間違ったことを書いてるかもしれないので、参考程度にしておいて、間違いに気付かれた方は指摘してくださいね。
このブログを読んで北鎌尾根を登りたくなって、登って落ちて死んでもボクを恨まないでくださいね(^^ゞ。
ボクは責任持てませんからね(^^ゞ。
化けて出てくるなんて絶対しないでくださいよ~、怖がりなんだから~(爆)。
上高地行きのバスが出るあかんだな駐車場に着いたのが4時過ぎ。
始発のバスは5:20の予定でしたが、5時前からどんどんバスは出て行ってました。
満員のバスを3台見送って、たぶん4台目のバスに乗りましたが、それでも5:15に出発しました。
そりゃそうだよね~、時刻表通りに5:20に発車してたら、バス乗り場がでかいリュックを持った無数の登山者達で埋め尽くされて収拾がつかなくなっちゃうよね(^^ゞ。
思いっきり手ブレしてます(^^ゞ。
上高地のバスターミナル。
登山届を出しました。
長女に、今回の登山ルートを簡単に書いたメモを渡して、もしも10日の朝になっても帰宅しなくて連絡もなければ、どこかで遭難している可能性があるから、長野県警に連絡するようにと言っておきました。
まぁ、そんなことがあってはいけないんですけど、これはまぁ遭難の可能性が否定できない山に登る者としての義務ですね。
山に限らず、川でもどこでも救助費用が300万円まで支払われる保険にも入ってます。
4月末に奥穂高岳に登った時以来の上高地です。
上は速乾性の長袖シャツと、加古川マラソンの参加賞の化繊のTシャツ(^^ゞ、下は普通の登山ズボン。
早朝のうちは、これだとじっとしているとちょっと肌寒く、歩いていればちょうどいいぐらいでした。
この先、これと同じアングルのオヤジの写真が度々登場して鬱陶しく思われる方もいるかもしれませんが、諦めてください(^^ゞ。
明神。
朝日に輝く明神岳。
徳澤。
横尾。
ここまで写真を撮る時に立ち止まる以外は休憩無しに歩き続けて、上高地から2時間かかっていませんでした。
横尾大橋。
あの橋を渡れば涸沢へ、渡らずに写真で言うと右へ進めば槍ヶ岳です。
だいたい80~85%ぐらいの人は涸沢に向かったので、この先は人口密度が一気に低くなりました。
涸沢からさらに山頂を目指す人ばかりじゃなくて、涸沢が最終目的地の人や、パノラマ新道で紅葉を愛でながら下山する人たちも多いんでしょうね。
今回は、月曜日の上高地発あかんだな駐車場行きの最終のバスが出る17:00までには必ずバスターミナルまで戻らなければいけなかったので、できるだけ荷物を軽くして速く歩けるようにしました。
最終バスに乗り遅れてもタクシーに乗ればいいし、往復で買ったバスの切符の帰りの分は、100円の手数料を引いて払い戻ししてくれるそうなんですけど、タクシー代が片道6千円?
何がなんでもバスに間に合わせないといけません!
一日目は暗くなる直前まで歩いてできるだけ距離を稼いで、二日目の遅くても11時には槍ヶ岳の山頂から下山を開始するつもりでいました。
リュックの重さはほぼ10kgでした。
一泊だけとは言えテント泊でこの重量はかなり軽いですよね。
100gでも軽くするためにこんなことしました・・・・って、全然大したことじゃないんですけどね。
晴れの予報であっても、防寒と、不意の雨に備えて必ずレインウェアの上下を携行しています。
半日で少々濡れても構わないような暖かい季節のお気楽登山なら持って行かないこともあるけどね。
いつもはモンベルのレインダンサーだったかな、もうカタログに載ってないけど、ゴアテックスで特別重くはないけど軽くもないのを使っていますが、今回はモンベルの超軽量のバーサライトを持って行きました。
これは確かに軽いしコンパクト。
雨が降るのが分かっているような場合はゴアを持って行くでしょうが、ウィンドブレーカー代わりとか、にわか雨程度なら十分使えそうです。
シュラフはモンベルのダウンハガーの#0、#3、#5の三種類持っています。
槍ヶ岳山荘のブログに、10月2日に初雪が降ったと書いてあったので、#5じゃ寒いかもな~と思ったのですが、ダウンシュラフを絶対に濡らさないために、必ずモンベルのゴアテックスのシュラフカバーを併用するのと、持っているウェアを全部着れば明け方に氷点下まで下がっても寒くはないだろうと思って#5を持っていきました。
#3と#5では重さも大きさもかなり違いますもんね。
テントは重いのでツェルトを愛用しています。
ファイントラックのツェルト2です。
ギリギリ二人寝られます。
二人で寝たことはないですが、もしも二人で使うことがあれば、できれば男ではなく若く美しい女性がいいなぁ(^^ゞ。
一人なら広々・・・・でもないな、ヒロぐらいかな(^^ゞ。
GWの涸沢でもツェルトです。
周りのドーム型テントに比べると、たいへんみすぼらしく壊れかけの廃屋のように見えますが(^^ゞ、この軽さとコンパクトさは最高に素晴らしいのです!
ツェルト最高!なのです(^^ゞ。
ケチでテントを買わないわけじゃないんですよ(^^ゞ。
こんな立派なテントも持っているのですが、これも特別重いわけじゃないけどツェルトの軽さに比べたらアナタ!無茶苦茶重いしでかい!
居住性が多少劣っても、ツェルトの軽さを知ってしまったら、もう二度とテントには戻れないですね(^^ゞ。←そこまで言うか! ←言う言う(^^ゞ。
I love ツェルト♡。
ガス、バーナー、鍋等の湯沸かしセットは持たず、食料は、大福5個、どら焼き5個、イオンのライトミールっていうカロリーメイトの類似品多数、自分で作った玄米のおにぎり3個(一合分)でした。 ←全部行動食(^^ゞ
自分で作ったおにぎりが一番美味しかったです、もっとたくさん持って行けば良かった。
どら焼きと大福はしばらく食べたくないな(^^ゞ。
水は重いので、次の水場までに飲む量+αぐらいにして、余計に持たないようにしました。
最後の水場になる北鎌沢の右俣では1.5Lほど持ちましたが、そこまでは500mlぐらいしか持ちませんでした。
軽量化に努めたのはこんなことですね。
横尾を過ぎたらすぐに、槍ヶ岳方面と蝶ヶ岳方面の分岐があります。
まだ蝶ヶ岳には登ったことがないので、いずれ登りたいと思っています。
こんな傾斜のゆるい気持ちの良い林道がかなり続きます。
前日の雨で、いつもより増水気味の槍沢。
二日とも最高に良いお天気でした!(^^)!。
槍沢ロッヂ。
雨でなければこんな望遠鏡が置いてあります。
『槍が見えるよ』と書いてある。
肉眼でも見えるんですけどね(^^ゞ。
接眼レンズにカメラをあててみたら、おおっ、見えた見えた(^^ゞ。
山頂に人がいるのも見えました。
この後、角度の関係から槍ヶ岳はかなり近づくまで見えなくなります。
槍沢ロッヂから少し登った所にあるババ平(ばばだいら)キャンプ場に新しく清潔なトイレができてました。
知らなんだ(^^ゞ。
古いトイレは、便器を木の板で囲っただけみたいな、女性が使うにはかわいそうなぐらいみすぼらしくて、トイレっていうよりまさに便所っていう感じだったので、これはいいね!
もう一つの建物は何かな?と思って覗いてみたら、資材置き場でした。
この辺は、まだまだ傾斜がゆるく、登山というよりハイキングっていう感じですね。
涸沢には敵わないけど、槍沢の紅葉も綺麗でしたよ。
もう無茶苦茶長くなってしまったので、ここらで一旦切りますね(^^ゞ。
つづく・・・・(^^ゞ。
さぁ、ぴよぴよさんは槍ヶ岳北鎌尾根から無事に生還できたのでしょうか?
それとも、今も北鎌のどこかで腹を空かして救助を待っているのでしょうか?
気になりますね~、心配ですね~。
おじさんは早く風呂に入ってもう寝なきゃ、疲れがとれまへんがな(^^ゞ。
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