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加古川マラソン奮戦記 その2

 前回の続きです。

21km 4:42  ←適正ペース
22km 4:38  ←オーバーペース
23km 4:42  ←適正ペース
24km 4:34  ←オーバーペース
25km 4:27  ←かなりオーバーペース

↓ペースが安定している割に、心拍数はけっこう上下しています。
と言っても、164~170の間に収まっているので、大きな変化量ではないと考えていいのかな?
やっぱり給水の度に瞬間的にペースが落ちているな。
紙コップの縁を折って飲みやすくしても、走りながらは飲みにくいもんだから、こぼれないようについついペースを落として上下動の少ないヒタヒタ走りになっちゃうせいですね。

次は、紙コップをもらったらすぐにフラスコに移して、フラスコから飲むようにしてみようかな。
フラスコのキャップを開けたり閉めたりが面倒だけど、飲みやすさで言えば断然フラスコの方が飲みやすいもんね。
蓋を落としたりしてね(^^ゞ。

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23kmを過ぎて、南端の高砂で折り返すと、向かい風から追い風に変わったこともあって、さらにペースを上げました。
ちょっと速いかなぁって思ったけど、無理している感じはなくて、まだ余裕があったんです。
この調子なら、東岸に戻って残り8kmぐらいは4分前半で走れそうだと思っていました。
だけど、世の中そうそう甘くはないんですよね(>_<)。

26km 4:32  ←オーバーペース
27km 4:33  ←オーバーペース
28km 4:35  ←オーバーペース
29km 4:33  ←オーバーペース
30km 4:34  ←オーバーペース

31km 4:37  ←適正ペース
32km 4:38  ←適正ペース

なかなか良い調子で心拍数も安定しているし、楽チンではないけれど無理をしているっていう感じは全くなくて、やや頑張ってるけど気持ち良く走れている感じでした。

娘達は、いくら待ってもボクが来ないもんだから

「また脚が痛くなって棄権したんじゃないの~?」

などと言ってたそうですが、折り返して戻ってくるまで、一旦帰らずに待っててくれました。

そして32km地点付近で撮ってくれた写真がこれです(^^ゞ。
この辺はまだまだ余裕のヨッチャンだったのになぁ。
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キャメルバックのフラスコベルトに補給ドリンクを入れて走りました。
たくさん入れると重くなるので、2個で500mlぐらい。

一つには、パワージェルx4+BCAA+クエン酸+水
もう一つには、ここでジョミx3+ウィグルで買ったハイカロリードリンク(カフェイン入り)+BCAA+クエン酸

どっちもひどい味でマラソン大会でなければ絶対飲めないぐらい不味かったけど、これは薬だ薬、良薬は口に苦いのがアタリマエダ!と思って、給水所が近づいたら一口飲んで給水所でもらったポカリスウェットで口直しをするっていう感じで走ってました(^^ゞ。

空腹を感じなくても早く飲んで軽くしようと思って早め早めに飲んでいたら、30kmぐらいで両方とも飲み切ってしまったので、残り9kmで失速したのはこれらマズイ薬の効果が切れたせいもあるかもしれません。
そんなことはないかな?

BCAAは徐々に血中濃度は下がるけど、ガクンと急に下がるわけじゃないもんね。
ここでジョミは使い始めて日が浅くて効果のほどはまだよくわからないんだけど、あと2本ぐらい多くても良かったかも。

加古川大堰を渡って東岸に戻ったら、残りは約7km。

そこからは1km4分40秒以下で走る予定だったのに、東岸に戻った途端、一気に脚(特に大腿四頭筋)の疲労感が増してきた。

急にきましたね。
さっきまで調子良く走れていたのに、ちょっと疲れてきたかなぁって気がし始めたら急に疲労感が増してきた。

徐々に徐々に足が出なくなってペースダウン(^^ゞ。

毎度のことながら、走っている最中のボクは計算能力が幼稚園児並になるので、フィニッシュタイムの予測というのが全くできません(^^ゞ。

まあ4分台で走っていればサブ3.5は間違いないだろう?と思ったけど、歩いちゃったり6分なんてかかっちゃうとマズイかも・・・・ぐらいのことしか考えられませんでした。

足が出ないから腕をしっかり振って少しでもペースが維持できるようにジタバタしてみた。

この辺の距離になると、周囲の選手たちもみ~んな疲れてペースダウンしているので、ボクのこんなペースでも抜かれることは殆どなくて、どんどん抜いていったけど、一人だけ後姿が逞しいランニングシャツの男性選手に抜かれた。

よし、あの選手になんとか付いて行こう!と思ったけど、ぜ~んぜん付いていけなかった(>_<)。

クソ~、あともう数kmやん!もうちょっとやん!頑張れよオレ!

神戸マラソンの悔しさを思い出せ!

神戸マラソンは、自分としては完璧に近い状態に仕上げて、サブ3.5はよほどの想定外のことでも起きない限り、十分達成可能だと絶対の自信を持って臨んだのだけど、あんな結果になってしまった。

棒のようになってしまった脚で、後半の20kmを走り続けたあの絶望感を思い出せ!

一反木綿や、ガチャピンや(ガチャピンはスポーツ万能だけど(^^ゞ)、セーラー服男に抜かれた悔しさを忘れるな!

そう思って頑張ったよ~。
ドタバタドタバタ全身で懸命に走っているつもりなんだけど、5分を超えちゃった(>_<)。

ペースは戻せなかったけど、なんとか耐えて耐えてフィニッシュすることができました。

33km 4:36  ←適正ペース
34km 4:47  ←アンダーペース(>_<)
35km 4:44  ←アンダーペース(>_<)
36km 4:45  ←アンダーペース(>_<)
37km 4:44  ←アンダーペース(>_<)
38km 4:49  ←アンダーペース(>_<) 
39km 4:59  ←ヘロヘロペース(^^ゞ
40km 5:03  ←ヘロヘロペース(^^ゞ 
41km 5:00  ←ヘロヘロペース(^^ゞ
42km 4:53  ←スパートになってないけど気持ちだけはスパート(>_<)

↓心拍数もガタ落ちで、心肺的には余裕余裕なんだけど、脚が出ないのでどうしようもない(>_<)。

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フィニッシュラインを超えて数秒後にアンビットのスイッチを押した。
3時間20分11秒だった。

お~、サブ3.5やったな。

3時間20分(200分)を切ることを、普通はそんな言い方しないのでしょうが、言いやすいので、ボクはサブ200と呼んでいます。

初マラソン大会だった2月の総社吉備路マラソンでは、サブ3.5を跳ばしてサブ200を目標に走ったけど全然ダメでした。
加古川マラソンではまだサブ200は無理だと思っていたのだけど、アンビットの記録を見て、もしかしたらイケたんじゃねえか?って期待しました。

フィニッシャータオルとポカリスェットをもらって、荷物を受け取って完走証をもらいに行きました。


官兵衛くん(姫路出身)と光姫(てるひめちゃん、官兵衛の奥方で加古川出身)の絵が描いてあるファイルに入った完走証を受け取ったら、3時間20分21秒の数字が目に入った。

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あ~、惜しいところでサブ200はアカンかったのかぁって思いながら、ファイルから出して見たら、かんべえくんとてるひめちゃんの絵で隠れて見えなかったネットタイムも印刷してあるのに気付いた。

3時間19分57秒!

これを見た瞬間、ホントに見た瞬間に、涙がどばどばっと溢れた。

フィニッシャータオルを目にあてるのも間に合わなくて、瞬間的に大粒の涙がボロボロっと地面に落ちた。
オレの身体ってなんてレスポンスがいいんだなんて思いながらタオルで顔を覆って泣いてしまった。

大袈裟だけど、赤穂ハーフマラソン、神戸マラソンと2大会連続で不甲斐ない結果に終わってしまって精神的にきつかったのだ。

長い長い真っ暗なトンネルからやっと抜け出せたような気がしました。

良かった、本当に良かった、結果が残せて本当に本当に良かった。

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大怪我から復帰リハビリ中のあにぃもサブ4で無事に完走されました。
ヒグカツさんも3時間23分台の自己ベスト記録で見事に完走されました。

あにぃと二人で200円のうどんを食べた後、加古川駅近くの千代の湯まで移動して風呂に入り、王将で忘年会兼反省会をしました。

いろいろおしゃべりして、ふと会話が途切れた時に、テーブルの隅に置いた完走証のネットタイムが目に入る度に、

「あ~良かったぁ~。」

と言っては涙を拭くボクに、

「ホンマによー泣くやっちゃなぁ。」

ってあにぃは言うんだけど、出るもんしょうがないのだ。
涙は心の汗なのだ、たっぷり流してみようよなのだ (^^ゞ。

49歳だけど青春真っ只中なのだ~。
マラソン大会一つでこんなに悲しんだり喜んだり泣いたり笑ったりできるなんて、なんともお得な性格ではないかいな~(^^ゞ。

他の客から見たら、別れ話を切り出されて泣いているモーホーか?と思われたかもしれません(爆)。

あにぃ(名前もピッタシ(^^ゞ):「好きな男ができた、お前とは別れる。」

ぴ:「えっ、あにぃ、オレは別れたくないよ、考え直してくれよ。」

あ:「もう決めたことだ。お前は○○がゆる過ぎるんだよ!」お下品~(>_<)。

ぴ:「イリボーのむからさぁ。」(イリボーをのんでも締まりは良くなりません、便が硬くなるだけです(^^ゞ)


走り慣れて熟知したコース、アップダウンが殆どない、例年に比べれば風が弱かった等、多くの好条件によってもたらされた出来過ぎのマグレの記録ではあるけれど、記録は記録(^^ゞ

よっしゃ~、やったど~!
ペース配分を計画通りに走っていれば、最後の落ち込みは避けられたのかもしれないけど、それは今だから言えることで、中盤をもう少し抑え気味に走っていたとしても、最後はペースダウンしていたかもしれないし、難しいところですね。

青字で書いた落ち込み部分を最初に持ってくれば、ほぼ計画通りのペース配分になるではないか(爆)。


次は2月22日の世界遺産姫路城マラソン2015です。←これが正式名称なんです(^^ゞ。
ここで自分なりの好記録を残せて初めて、今回の記録がホンモノだと言えるのだと思っています。

トンネルに逆戻りなんて勘弁してほしいのだ。
なんとなく自分に合った調整のやり方がわかったような気がするので、しっかりトレーニングして、きっちり調整してサブ195を目指します!

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by piyopiyodesu | 2014-12-29 08:13 | マラソン大会 | Comments(8)  

Commented by settimissimo at 2014-12-29 16:36 x
完全復活ですね❗️
おめでとうございます‼︎
次は2月ですか〜。すぐですね。
私の来年のカレンダーは、フルの予定もトライアスロンのレースもまだ決まっていないのでちょっと悶々としています。笑
Commented by piyopiyodesu at 2014-12-29 21:26
settimissimoさん、ありがとうございます。
完全復活かどうかは次の大会で決まると思っているので、気を抜くことなく、正月休みの間もトレーニングを休まずに続けます。
settimissimoさんも、手ごろな大会があるといいですね。
Commented by Strangeman at 2014-12-29 21:36 x
ぴよぴよさんがサブ200を・・・・
粘り強いぴよぴよさん、進化してるなぁ!おめでとうございます。
宮古対決は出来ませんがバラモンか佐渡に向け調整中です。楽しみは取っておいたほうが吉ですよね。ではまた。
Commented by piyopiyodesu at 2014-12-30 09:01
Strangemanさん、ありがとうございます。
あと数分は速くなれるかもしれませんが、サブ3は別格ですね。走れば走る程サブ3の偉大さを感じます。
宮古落選が決まってからバラモンキングにエントリーされたのですか?
Commented by あにぃ at 2014-12-30 13:25 x
確かに・・・
「ぴよぴよとは別れる」
と言った気がする(爆)
Commented by piyopiyodesu at 2014-12-30 17:21
あにぃ、そんなこと言わないでくれよ〜、オレは別れたくないよ〜。
どこまでも着いて行くからな!(^^)
Commented by Strangeman at 2014-12-30 20:58 x
バラモンは今、我が家の大臣と相談中です。バラモンは素晴らしい大会とぴよぴよさんからは伝えられてるので行きたいと思っていますが・・・・大臣次第、年明け早々に決着を(笑)
Commented by piyopiyodesu at 2014-12-31 18:08
Strangemanさん、バラモン行けるといいですね~。佐渡ヶ島も選考と抽選でしたっけ?出られるとは限らないですもんね。
幸運を祈ります(^^ゞ。

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