毎日暑いですね
毎日暑い日が続いていますが、皆さんお元気ですか。
写真を見て少しでも『涼』を感じていただけたら嬉しいです。
山仲間のNさんと中央アルプス(木曽山脈)の木曽駒ケ岳に登りました。
毎年春の雪解けの季節になると、山の同じ場所に残雪でできた駒(馬)型の模様ができる山は、駒ケ岳と呼ばれることが多いようで、南アルプスにも甲斐駒ケ岳があるし、他にも同名の山がいくつかあるようです。
この山はバスとロープウェイで標高2600mまで上がれるので、歩く距離はたいしたことないんですが、久しぶりの重い冬靴とアイゼンに慣れず、何度もこけそうになりました(>_<)。
8時始発のロープウェイで千畳敷駅に着いたら気温はなんと-7.5度。
まだ体が低温に慣れていないのでかなり寒かったです。
オーバーズボンをはいて、毛糸の帽子をかぶって、手袋をしてと、完全に冬装備で歩き始めました。
南アルプスと富士山はまだ冠雪していませんでした。
樹氷と宝剣岳です。
前夜に強風を伴って雪が降ったようで、見事な樹氷ができていました。
雪山シーズン初めの最高の日に登ったようでした。
歩き始めてしばらくすると日が照って風が止んで、上着のファスナーを開けたり手袋を脱いだりしても暑いぐらいでした。
ところが、暑い暑いと言いながら歩いたのも束の間、ガスが出たり消えたりし始めて冷たい風が吹くと途端に寒くなって、手袋をしていても指先がかじかんで痛いぐらいでした。
ロープウェイで上がれる山というのでちょっとナメていましたが、やっぱり3000m級の山を甘くみてはいけませんね。
2925mの中岳に着きました。
ガスに霞む2883mの伊那前岳。
木曽駒ケ岳山頂に着きました。
北アルプス方面は残念ながらガスでよく見えませんでしたが、今回も美しい景色が見られました。
こんな雪の造形を「エビの尻尾」と呼びます。
けっこう硬くて、喉が乾いたらポキっと折ってポリポリ食べます(^^ゞ。
樹にできれば樹氷の一つなんだろうけど、これは岩にできたもの。
エビの尻尾と宝剣岳です。
2931mの宝剣岳にも登る予定でしたが、Nさんによると、山頂付近は垂直なところもある厳しい岩場で、日本で一番滑落事故が多い山だそうなので、雪がある時に登るのは危険ということで登りませんでした。
ボク一人だったら登ろうとして滑落していたかも~(^^ゞ。
宝剣山荘でトイレを借りて(200円也~)、ホットコーヒーを飲んでおにぎりを食べました。
右側は天狗荘。
下山中のNさんと千畳敷カール。
降りてきたら、樹氷がかなり融けかかっていました。
朝は何の木かわからなかったけど、赤い実のナナカマドだったんですね。
氷河に削られてできた千畳敷カール。
ここまでは観光の人達もロープウェィで簡単に上がって来られるし、遊歩道も整備されているので、行ったことがあるって方も多いのではないでしょうか。
帰りに見た南アルプスは冠雪していました。
ほんの数時間の間にかなり降ったようですね。
13時のロープウェイで下山しました。
帰りのバスが急停車するので、なんだ?と思ったら、真っ黒いツキノワグマの親子2頭が道をふさいでいました。
バスの中は大騒ぎでした。
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乗ってないから書けないんです(爆)。
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by piyopiyodesu | 2012-07-25 08:07 | 登山 | Comments(4)
しかし、夏に冬山見ると、涼しくなった気になりますね。ありがとうございました。
コメントを書いていただけるだけで嬉しいです。
木曽駒ヶ岳は登山口までが早いですから、日帰りも十分可能ですね。
紅葉の季節ならナナカマドが赤く染まって美しいと思います。
北や南アルプスは登山口までが遠いですから、よほどの健脚でないと日帰りは厳しいですね。