大山から見た日本海の夕焼け 後編
日本海の夕焼けを見るために大山に登ったボクは、山頂にある避難小屋で一夜を過ごすことにしました。
大山に登るのが初めてなら、避難小屋に泊まるのももちろん初めてです。
他にも誰か泊まる人がいるのだろうと思っていたのですが、平日にこんな所に泊まっていくモノ好きな人はいないようで、一人っきりの寂しい夜でした。
8時頃までは蛍光灯が点いていたので、持って行ったヘッドライトは必要ないと思い、リュックにしまってあったのです。
ところが、突然照明が消えて真っ暗になってしまいました。
鼻をつままれても分からないぐらいの真っ暗闇です。
慌てましたよ~。
手探りでリュックからヘッドライトを出して点けた時はほっとしました。
避難小屋までは電線が来てないので、屋根にある太陽光発電パネルで発電しているのでしょう。
節電のために、8時ぐらいになると自動で消灯するようです。
ヘッドライトの明かりを頼りに湯を沸かして、寂しい夕ご飯を食べました。
シュラフ(寝袋)にもぐりこんで、ヘッドライトの明かりを頼りに文庫本を読んでいると、ビュービューとかなり強い風の音と、風に吹かれて何かが動くようなカタカタガサガサという音が聞こえました。
そんな音に混じって、明らかに風による音ではない小動物の足音みたいな音も聞こえてきました。
何か遊びに来てくれたのかなぁって思いながら、な~んにもすることが無いのでさっさと寝てしまいました。
夜明けの写真です。
朝日を浴びる避難小屋と木道の登山道。
寒かったけど、早朝の清々しい大気を全身で感じて、泊まって良かったと思いました。
簡単な朝食を食べてゆっくり下山しました。
帰りは、5合目辺りから夏山登山道から枝分かれしている、元谷へ下りるコースを歩きました。
西日本で最大級と言われるブナの原生林の中を歩きます。
全くの静寂の中で、聞こえるのは鳥のさえずりと、自分の足音と風で木の葉が揺れる音だけです。
大山の北壁が見渡せる元谷まで下りてきました。
大神山神社です。
神社へ続く石畳の参道脇のお地蔵さん。
梅雨の間の晴天に恵まれて、楽しく気持ちのいい登山ができました。
雪のない季節であれば、ゆっくり歩いても5時間もあれば山頂に着くでしょう。
山頂から素晴らしい景色が見えるかどうかはその日の天候次第ですが、たとえ見なかったとしても一度は登ってみる価値のある山だと思いました。
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by piyopiyodesu | 2012-03-27 08:11 | 登山 | Comments(6)
先日、SPEEDPLAY 装着しました。はめにくい。はめ方を伝授して下さい。よろしく、ぴよぴよさ~ん。
クレ556?みたいな潤滑スプレーをたっぷり掛けたらはめやすくなると思いますよ。
雨中走行すると途端にはまりにくくなりますよ。
LOOKは、つま先を入れてから、かかとを落とすようにして入れていました。
慣れです慣れ(^^ゞ。
カタカタゴソゴソ…小動物? 何が来てくれたのか 見たかったなぁ…。